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HAMT〜訪問鍼灸向け教育コンテンツ〜

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2021年7月の記事一覧

”リハビリ=機能訓練”ではないと言える鍼灸師になろう〜他職種への理解を深めるために〜

HAMTマガジンで「多職種連携」担当のすぎやんこと鍼灸マッサージ師の杉下辰雄です。 多職種連携で大事なことの一つに「他職種への理解」があります。今回は、意外と誤解されていることの多いリハビリと言う言葉について理解を深めていきましょう。言葉を正しく理解することを通じて、多職種連携への歩みをまた一歩進めていきたいと思います。 リハビリ=機能訓練ではないと言えるようになろう今回は、リハビリと機能訓練の違いについて話をしたいと思います。なぜなら、リハビリ=機能訓練と思っている人が

季節の養生

養生担当 ”のぶ” こと千葉宣貴です。 今回の記事はあなたが季節の特徴を把握したうえで、理にかなった行動を選択できることが目標です。 購読者の皆さん宜しくお願い申し上げます。 はじめに大前提として日本は四季に応じて気候や旬の食べ物、生活様式などが変化していきます。 以前の記事でも書きましたが、 養生は変化に対応して心身をニュートラル(中庸)に戻す行為です。 そのために「季節の変化」を知るところから始めましょう。 日本の四季 日本には春夏秋冬があります。 季節が

鍼灸師が知っておきたい、家族志向のケア〜家族図を書いてみよう〜

在宅鍼灸師のためのマガジンをご覧いただき、ありがとうございます。「プライマリ・ケア」を担当しています、てつこと長岡哲輝と申します。 これまで私の記事では、プライマリ・ケアをテーマに「患者中心の医療」「レッドフラッグ」「医療連携」「社会的処方」について紹介してきました。 どれも学校であまり学ぶことのない言葉ですが、プライマリ・ケアを学べば学ぶほど、「あれ、これって鍼灸師にも関係あるよな?」と気づくことばかりです。 今回は、鍼灸師なら必ず知っておきたい「家族志向のケア」につ

家族の”苦しみ”に目を向けよう。

みなさんどうも!HAMTマガジン緩和ケア担当のいなとらこと古田です。 ↓ マガジン購読はコチラから ↓ この連載では【鍼灸師が知っておきたい緩和ケア】についてお伝えしています。 今回は『家族の”苦しみ”に目を向けよう』というテーマですすめていきます! 緩和ケアのテーマの中心は、様々な”苦しみ”に対処していくことです。 ”苦しみ”と一言でいっても様々な要因が複雑に絡み合っています。この複雑な状況については、「全人的苦痛(トータルペイン)」の考えを使うことで整理して捉えよう

【ご自愛WEEK】汗は"血"と同じ⁉夏の"汗っかき"ご自愛

こんにちは。ご自愛担当"こず"こと ふじさきこずえです。 『ご自愛』は読者の皆さんのご自愛のヒントに、そして患者さんへの生活アドバイスのヒントになるようなご自愛ポイントを中医学をベースにお伝えしていきます。 夏本番。暑い日中、暑い夜、汗をかかない日はないかもしれません。 「夏に暑くて汗をかく」のはとても自然なことです。ですが「汗をかくことは体にいいこと」かというと、必ずしもそうとは言い切れません。 ・よく汗をかく=代謝がいい ・暑い中しっかり運動をして汗をかいた方が運動効

訪問看護師に聞いた"鍼灸師に知ってて欲しい"症状6選

ども、てっちゃんです。 今月はなんと番外編! ボクたちが普段関わる在宅の臨床現場では、重症例を扱うケースが多く看護師と連携している人も多いんじゃないでしょうか? 今回は、訪問看護師さんから「鍼灸師に知ってて欲しい」症状についてランキング形式で聞いてきました! 看護師目線から鍼灸師に求められるニーズを知っておくとより良い連携に繋がってくると思うのでしっかり押さえておきましょう! 6位.シャント 透析患者さんがメインに、人工血管(シャント)が入っている人がいます。実はこ

【ゼロから始める中医学】怪病!〜津液の病理〜

こんにちは、HAMTマガジン中医学担当のどらごんこと大西竜之介です🐉 「タイトルの怪病ってなに?」 と思った方も多いのではないだろうか。 怪病とは原因のよく分からない病のことである。 ではなぜ、津液の病理にこのタイトルを付けたのか。 それはズバリ“原因のよく分からない病は痰により生じることが多いから“である! そのことは怪病多痰(かいびょうたたん)という言葉で表されている。 津液の生理作用は全身を潤し養うという単純な作用である。 しかし、ひとたび病理となると様々な症状を

初心者のための「頚診」・理論編

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在宅におけるリスク管理~患者さんが熱中症!?在宅の現場で役立つ見分け方と対処法~実践編

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鍼灸師が訪問現場で知っておきたい”熱中症対策”〜基本編〜

こんにちは。てっちゃんこと白石哲也です。 ここ最近では、ジメジメした天気が続いており、体調を崩している患者さんも増えてきているのではないでしょうか。 梅雨が明ければ本格的な猛暑へと突入するので熱中症患者さんが急激に増える時期となります。 在宅医療に関わる鍼灸師としては、熱中症から患者さんを守る対策は極めて重要な役割の一つでもあります。 そこで今回は熱中症に関する理解を深めてもらい、適切な対処ができるようになってもらえたら嬉しいです! 熱中症に対する実践編はこちらもご