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2021年2月の記事一覧

介護カフェってご存知ですか?

HAMT読者の皆さま、ご購読ありがとうございます。愛知県名古屋市で「鍼灸指圧 杉下治療院 Thumb'z Space」を運営している、「すぎやん」こと杉下辰雄と申します。 前回は、多職種連携コンピテンシーについて触れました。その中で、他業種の方達と繋がれる方法についてお伝えしたいと思います。 1. 医療介護業界との他業種交流はどうしていますか? 在宅鍼灸に関わる皆さんは、他の医療や介護業界の方と、どの様にして繋がっているでしょうか? 今回おすすめするのは介護カフェへの

患者中心の医療とは?〜全人的に理解しよう〜

 在宅鍼灸師のためのマガジンをご覧いただき、ありがとうございます。このマガジンの「プライマリ・ケア」を担当しています、てつこと長岡哲輝と申します。  前回は、「患者中心の医療」における「疾患」と「病い」の違い、についてお話しました。  今回は、「患者中心の医療」における「全人的に理解する」という要素についてお話します。(下図の2.)患者さんの病気をより「立体的」に「深く」そして「本質的」に理解するには欠かせない要素です。個人的にこのセクションは大好きです。一緒に学んでいき

養生のマインドセット

養生担当 “のぶ” こと千葉宣貴です。 今回は養生のマインドセットについて書きます。 購読者のみなさま今月も宜しくお願い申し上げます。 はじめに昨今、巷には色々な健康情報が多く流れていますね。 皆さんは相談される側の方が多いので返答に困ることがあるのではないでしょうか。 「最近~菌が入ったサプリが売れているけどどうなの?」 「ヨガがいいって聞くけど何で?」 これらのような答えようのない、むしろ答えたくない質問。 そもそも質問者の目的や心身の状況、既往歴等が把握で

臨床で確実に押さえておきたいROM実践のコツ

皆さんこんにちは! 運動療法担当のてっちゃんこと白石哲也です。 この連載では【訪問現場で使える運動療法】について、ボクの経験を踏まえつつお伝えしていきたいと思います。 ※鍼灸師・鍼灸学生向けの非公開チャットコミュニティもやっています 第1回:運動療法の原則 第2回:ROMの原理原則 第3回となる今回は前回の原理原則を踏まえROMの実践をお話していきます。 実際の臨床では具体的にどのようなポイントを意識して実践するのかは悩んでいる人も多いのではないでしょうか? 今

第3回 おしっこトラブルの色々な形(その2)

おさらい第2回は蓄尿障害の原因は、膀胱・尿道の機能異常か、多尿かを見極めましょう、というお話をしました。今回は蓄尿症状の1つ、「夜間頻尿」について詳しく書きたいと思います。“歳のせいでしょ”と思われがちな夜間頻尿ですが、実はとても複雑な要因が絡み、背景に基礎疾患があることも多いです。鍼灸施術の際はこれをきちんと見極め、夜間頻尿のどの要素にアプローチをしているのかを明確にする必要があります。 1. 夜間頻尿とは 国際禁制学会(2018)は、夜間頻尿を「睡眠中の排尿するための覚

【ゼロから始める中医学③】絶え間なく動く!〜気〜生理編

こんにちは、どらごんです。 東洋医学や中医学の独特の概念と言われれば真っ先に「気」が思い浮かぶ人も多いのではないだろうか? 「元気がある」「気を使う」など「気」とつく言葉はよく使うが、「じゃあ鍼灸師がいう気って何?」と聞かれるとなかなか説明するのが難しい。 今回はそんな「気」についてみていこうと思う。 (ここでみていくのは人体の生理物質における気である。他の気には他の概念があるので注意しよう) 動く!気の生理 気とは人体を構成し生命活動を維持する精微物質(極めて細かい物質)

初心者のための「脈診」②

こんにちは。ゆーのすけです。 今回は脈診の実技、脈診動作について入っていきます。 理論については前回の記事みてみてください 脈診は、誰が見ても同じではないと聞くし、すぐ変化するし、再現性、客観性の点で不信に思われる方もいるのではないでしょうか。 しかし、西洋医学における徒手検査法でも、正確な検査を行うためにはある一定以上の練習や経験を積む必要あると思います。 脈診も患者さんの状態を再現性良く把握するためには日々の実践の積み重ねが一番大事になります。 臓腑配当などの

臨床に活かせるフィジカルアセスメント〜脈拍測定のポイント〜

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在宅におけるリスク管理について③

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