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2021年1月の記事一覧

養生の前に自分の『悩み』を整理しよう

養生担当 “のぶ” こと千葉宣貴です。 今回は養生する前に自分の『悩み』を分析・整理することが重要だということを書きます。 あなたが『中庸』や『ニュートラリティ』を育んでいく一助になれば嬉しいです。 購読者のみなさん、宜しくお願いいたします。 あなた自身の『しあわせ』を考えてみる なぜ患者さんより先に施術者の問題や悩みをクリアにした方が良いのでしょうか。 さっそく「何言ってんだこいつ。」と思ったかたもいるでしょう。 そこで一度考えてみてほしいのです。 「あなたは

在宅鍼灸と多職種連携コンピテンシー

第三回在宅鍼灸と多職種連携コンピテンシー HAMT読者の皆さま、ご購読ありがとうございます。愛知県名古屋市で「鍼灸指圧 杉下治療院 Thumb'z Space」を運営している、「すぎやん」こと杉下辰雄と申します。今年に入って移転開業したてでバタバタしております。 さて、前回は多職種連携(IPW)のきっかけについてお話ししました。そこで、コンピテンシーにも少し触れたので、今回はもう少し詳しくお伝えしたいと思います。 1. 在宅鍼灸と多職種連携コンピテンシー前回の投稿でご紹介し

第2回 おしっこトラブルの色々な形(その1)

第1回の最後に、下部尿路症状の訴えは ①蓄尿症状 ②排尿症状 ③排尿後症状 に分類しよう、とお伝えしました(図1)。 蓄尿症状の色々な形・原因を知ろう今回はそのうち蓄尿症状(おしっこをためられない状態)ってどんな原因で起こるのか?という事を掘り下げて行きたいと思います。 主に以下の5要因が考えられます(図2)。では、1つずつ見ていきましょう。 ① 膀胱に感染、炎症、物理刺激が加わっている蓄尿症状を起こすものとして、最も一般的なものとして細菌感染が挙げられます。細菌性膀胱

臨床で確実に押さえておきたいROMの原理原則

皆さんこんにちは! 運動療法担当のてっちゃんこと白石哲也です。 この連載では【訪問現場で使える運動療法】について、ボクの経験を踏まえつつお伝えしていきたいと思います。 前回は運動療法の原則について解説しましたね。 第2回目となる今回はROMの原理原則について話していきたいと思います。 ROMは国家試験にも必ず出てくるので皆さんご存知ですよね? 何の略かというと、ROM(アールオーエム)はRange of Motionの略で日本語では関節可動域と呼びます。 ※「ロム」

初心者のための「脈診」①

ゆーのすけです。さて、これから東洋医学の診察法について書いていこうと思います。今回はその中でも「脈診」について書こうと思います。 脈診って難しいのでしょ?って思う方も多いと思います。正直、僕もまだまだわからないこと多いです。 しかし、初心者は初心者なりの、上級者は上級者なりの治療ができるのが経絡治療の良さでもあります。 まずは基本的なことからはじめていきStep and a stepであなたの歩幅で、あなたのペースでできることを増やしていきましょう。 今あなたのできるこ

【ゼロから始める中医学②】濃縮されたエッセンス!〜精〜

こんにちは、どらごんです。 前回、中医学とは複雑な人体をより簡単に診る方法という話をさせてもらった。 「いやいや、難しくてわけ分かんない…」という声もあるかも知れない。 はじめは「声が小さいし元気なさそう(気虚?)」「血色悪いな(血虚?)」「浮腫んでて水っぽい(痰湿?)」などそんなイメージからで私はいいと思う。 もともと身体の中で何が起っているのか調べる術が少なかった時代に身体の外に出てくる反応や状態から身体の中を想像していた学問なのだから。 さて、中医学というと肝や腎など五

臨床に活かせるバイタル測定の基本&体温測定のポイント

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在宅におけるリスク管理について②   鍼灸治療におけるリスクについて   ~その1 内出血~

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