【直前でも!】英検準1級ライティングスコアアップ法1
みなさん、こんにちは!
みなさんの中で、英検2級までは簡単に合格できたのに準1級からなかなか合格できないという方はいらっしゃいますか?
この2つの級はかなりレベル差があるので、少なからずの方は一度つまずいてしまうと思います。
リーディングとちがってライティングは2級と準1級に差はないと思っていらっしゃる方はいませんか?
そんなことはありません! 2級なら多めにみてもらえても、準1級では避けた方がよいこと、2級ならやらなくてもいいけれど、準1級ならやった方がいいことがいくつもあるのです!
今日は、そのうちから直前でも間に合う、すぐできるポイントをひとつお伝えいたします!
英検ライティングの採点基準は?
本題に入る前に、みなさんは英検ライティングの採点基準はご存知ですか?
採点基準を知らずにテスト対策をすることほどの時間の浪費はないので、再度確認しておきましょう!
英検ライティングの採点基準は4つあります。
・内容 (与えられた問いに対しての答えになっているか)
・構成 (自分の主張が効果的に伝わる論理展開になっているか)
・語彙 (課題に相応しい幅広い語彙を正しく使えている)
・文法 (正しい文法で幅広い表現を使えているか)
です。
読み返してみると当たり前のことしか書いていないですが、意外に意識できていないこともあるかもしれませんので、見返すのはいいことですね!
さて、これらの採点基準に関してお伝えしたいポイントはいろいろあるのですが、今日は語彙からひとつお伝えしようと思います。
アカデミックライティングのルール
英検ライティングはいわゆる「アカデミックライティング」のルールに則って採点されています。
アカデミックライティングはオフィシャルライティングということもありますね。厳密にはちがう定義で使っている人もいるかと思いますが、ここでは同じで問題ありません。
英検ライティングは書いたものを公に提出するので、書き方もオフィシャルになっていないといけないのは当然のこと。
カジュアルな英語でならOKなことも、アカデミックライティングでは減点対象になることがあります。
本番でも使わないように、チェックしておきましょう!
アカデミックライティングNGワード - get
日本の英語の教科書ではあまり言及されませんが、「get」という言葉はかなりカジュアルな響きのある言葉です。
本や新聞を読んでいても普通に目にする言葉だとは思いますが、それでも使わないようがいいです。すくなくとも試験では避けましょう。
僕が英語を勉強し始めた頃に、何度かライティングでこの言葉を使って、ネイティブから指摘を受けました。
「内容やその他の言葉はとてもオフィシャルなのに、『get』のところだけ不自然にカジュアルに見えるよ」と。
それくらい「get」はアカデミックライティングには相応しくない言葉なのでしょう。
これは日本語で育つとあまり感覚としてわからないのですが、ネイティブがそう言っているのであれば、そのアドバイスはありがたく頂いておくのがよろしいでしょう!
この「get」は2級まではそれほど気にしなくてもよいですが、準1級では完全にアウト! 絶対に避けましょう。
この言葉を使っただけで不合格になるというものではありませんが、避けておくのが無難です。
「手に入れる」を意味する言葉
「get」を使わない以上は他の言葉を使わなければいけません。
ですので、「get」の代わりに使える言葉を確認しておきましょう。
「手に入れる」を意味する言葉は以下のようなものもあります。
・obtain
・acquire
・gain
これらは全て「get」と言い換えても基本的に違和感がありません。
「お金を手に入れる」なら
・earn
も使えますね。
「〇〇になる」を意味する言葉
「get」には「〇〇になる」という意味もありますね。
「I got satisfied. (満足した。)」などで使うものです。
これは単純に「become」で言い換えられます。
簡単ですね!
もっと表現を工夫してちがう表現にもできますが、今回は直前でもできる対策!をご紹介したいと思いましたので、これだけにしておきます。
以上の5つの言葉を頭に入れておけば、「get」を避けることができます。
この知識は英検ライティングだけでなく、留学や仕事で使う英語にも役立つものですので、ぜひ覚えておいてください!
英検受験予定の方も、留学予定の方も、仕事で英語を使う方も英語学習を引き続きがんばりましょう!
最後まで読んでくださってありがとうございました!^o^
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