筋トレは最高ですが始める前に知っておくこと

筋トレは最高です。
ぜひ始めて欲しいです。
やるからには効果があった方がいいです。
何をもって効果とするかですが。

筋トレで頭に浮かぶのはムキムキです。
ムキムキは確かに強そうです。
気をつけなくてはいけないのがムキムキ=強いではないということです。
これも何をもって強いとするかなのですが。
ムキムキといえばボディビルです。
なんとボディビルダーは絶対的な力はあるものの、筋の太さあたりの力は一般人よりも小さいそうです。
それなのに、ほとんどの方のトレーニングがボディビルのトレーニングになってしまっているのです。
筋を肥大させるのに適したやり方をしていいのはボディビルダーや太くしたい人で、その他の人は違う方法でやる必要があります。
ボディビルのやり方は70%以上くらいの重さで限界まで反復して、休憩を挟んで繰り返すというものです。
え?筋トレってそういうものじゃないの?と思われるかもしれません。
他には何種目かを連続でやるとか。
アスリートでもこんな感じでやってる人がほとんどです。
このやり方の何がいけないかというと、とりあえず疲れます。
トレーニングなら疲れるに決まってるんですけど、そんなに疲れなくても効果が出せるのです。
なにせアスリートは競技の練習もしなくてはいけません。
筋の能力を最大限に向上させるのと競技力を最大限に向上させるのはやり方が変わってきます。
しかもこれだと能力というか太さだし。
筋の能力を最大限に向上させるのであれば、それに全振りすれば達成できるでしょう。
でも競技練習をする時間や体力が無くなります。
どうすればいいのかというと、何キロで何回を何セット?のところの量を変えればいいのです。
強度は同じ、ボリュームは少なくということです。
そんなんで向上するの?というと向上するのです。
限界まで追い込んだ場合と途中でやめた場合とでは効果に差がないそうです。
なので、とっととやめて競技練習に当てる時間にするか休んでしまいましょう。

筋トレをやるタイミングも大事です。
上手く組み合わせれば急性に競技練習の質を高めることもできるし、タイミングが悪ければ競技練習の質が下がります。
当然質のいい練習をしたほうがいいです。

あとは、どの種目をやるかですが、まずはスクワットが思い浮かびます。
スクワットは素晴らしい種目です。
ただ、これがなかなかうまくできません。
可動域が不足していたり弱くてできないとか真っ直ぐしゃがめないとか。
可動域やエラー動作などを見るにはオーバーヘッドスクワットがいいです。
これができてからスクワットに移行するのが良いでしょう。
そのオーバーヘッドスクワットの修正の仕方もいろいろあります。
あれやこれやとするうちに競技で必要とされる可動域のほとんどがついてきます。

種目選びはよく分かってないと競技の動作に似ている種目を探すか、よく分からんからBIG3しとくかとなることが多いです。
とりあえず競技の動作に似ているどーこーは忘れてもらっていいです。
自転車だからレッグプレスとか、ブルガリアンスクワットとか。
百万歩譲って種目はそれでいいとして、強度がでたらめのことが多いのです。
自重でぇとか。
強度の設定は超重要です。
量ですが追い込まなくてもいいと言いました。
簡単です。追い込まなければいいだけです。
セット数も同じで疲れちゃってるのに◯セットやると決めたからやり切るとかではなく、疲れっちゃったらやめましょう。
加速度センサーで計測しながらできるといいです。
速度が落ちたらやめるということです。
強度と書きましたが、強度というのは重さだけではないです。
重いのをゆっくり挙げるのと速く挙げるのとでは変わってきます。
筋トレは全力です。
ゆっくり挙げるのもしんどい場合もありますが、忘れていいです。
ゆっくり挙げても大した力は出ていません。
できるだけ速く挙げましょう。

ここで問題になるのがフォームです。
フォームが悪くてはいけないのです。
でも、始めたばかりの人がいいわけがないのです。
上手くなるにも時間がかかります。
ウエイトトレーニングをやめちゃうのは効果を感じなかったからというのは多いですが、フォームができる前から効果などあるわけがないのが実際のところです。
フォームができてる人が強度もあげられるし、量もこなせるしと。
量は最少でいいですが。

結局は早く始めましょうなのです。

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