看護師でもわかる!初心者向けデータベース/SQL入門
谷口です!久しぶりのnote更新になりました〜
今回はデータベースとSQLを解説していこうかと思います!
僕は看護師でありながら、現在はノーコードというコードを書かないプログラミングに取り組んでおります。
今後は医療業界、看護業界にもITの知識は必須だと思っております。
っというのも現在、コンピューター言語をかけなくても(プログラミングができなくても)自分たちのサービスや仕組みを作れる時代になってきているからです。つまり、自分たちで業務改善や、サービスを立ち上げたりといったことが可能になっているのです。
またカルテの電子化や、クラウド化など、僕たちの仕事とITは切っても切れない関係になってきています。
しかし、そういった時代とはいえIT関連の知識が全く必要ないのかといわれればそんなことはありません。医療で例えるなら、低侵襲の手術が現れたからと言って、手術全体の流れや侵襲による人体への影響を知らなくても良いということではありません。薬でも新薬は副作用を抑えました〜なんて行ってもやはり副作用が現れる可能性が0%ではないので、やはり副作用は把握しておく必要があります。
ITについても同様だと思っています。僕が取り組んでいるノーコードも、コードを書かなくて良いと言われていますが、これも結局コードを記述していく作業を簡素化しただけなので、やはりコードをベースに作られているため、基礎的なプログラムの知識は必須になります。
ITについて知り、データを業務改善や研究、その他に生かすことで、より良い医療が提供出来るようになると確信しています。
というわけで、SQLについて学びデータベースに対する知識を深めていきましょう♪
データベースとは
データベースとは、データを保管しているところです。
よく、図書館に例えられたりしますね〜他には、アドレス帳なんかでも例えられます。
データベースはデータを保管している場所なので、この場合アドレス帳が友人や家族それぞれの連絡先データを入れているデータベースになりますね。
アドレス帳から、友人や家族に電話をかける場合どうしますか?当たり前ですけど、探して見つけたら電話をかけますよね。もしくは電話番号が変わったら登録情報を変更したり、新しい連絡先は登録、はたまた不要な連絡先が見つかったら削除したりすると思います。このざっくりとした流れがデータベースとSQLのお仕事です。
データベースにもさまざまなデータベースが存在しています。
・XML データベース
・階層型データベース
・NoSQL データベース
・リレーショナルデータベース
・オブジェクト指向データベース
などなどです。
データはどのように保管されているかというと、テーブルというものに保管されています。よく見るエクセルやGoogleスプレッドシートなんかがそれに当たります。
格子型のテーブルですが、実は名前もついています。
先ほどから出てきているテーブルというものが表を指しています。
上から下にかけて列(カラム)といい、左から右へかけてを行(レコード)といいます。覚えておくと便利です😌
次の図のテーブル名は、「連絡先テーブル」とします。
例えば、データ太郎さんのデータを取得したいと思った時に、データ太郎さんのどの情報を取得したいのかを選択できるようになります。
例えば、データ太郎さんの電話番号が欲しい場合は、SQLで記述することでそのデータを取得してきてくれます。連絡先テーブルのカラムとレコードを指定することで、そのデータを取得してきてくれます。
もちろんデータ太郎さんの全データを取得することも可能です。そうやって表示させているのが、先ほどの画像にあるiphoneの連絡先データですね。
もう一度画像を貼っておきます。
先ほどSQLという言葉が出てきましたので、次はSQLの説明を行っていきます。
SQLとは
SQL(Structured Query Language)とは、データベースの管理や操作を行うための問い合わせ言語の一つです。日本語に訳すと「構造化問い合わせ言語」となります。
先ほど説明したデータベースの中に入っている情報を操作するための言語になります。
SQLでできることは
・データの保管
・データの取得
・データの更新
・データの削除
になります。
図でまとめるとこんな感じ
結構複雑なように思えるんですが、実は僕たちも日常生活で無意識的にやっていませんか?今度は家をデータベースとして考えてみたいのですが、例えば、自分の私物がどこに置いてあるのかはなんとなく頭に浮かぶと思います。教科書や漫画、スマホの充電器の位置、台所の食器の位置などですね。ですが、友だちなど別の家にお邪魔した場合、それらはわからなくないですか?初めてなら尚更。でも友達にトイレの場所を教えてもらえれば、あとは場所の把握はできますよね。
SQLも同じです。どこのテーブルのどういった情報が欲しいのかということをコードで書くことで、特定の情報を取得することができます。
SQLができるようになってくると、他にも
・テーブルの作成、更新、削除
・データベースを操作できる
・データを分析しビジネスを改善
などなどさまざまなことができるようになってきます。
ちなみにSQLの書き方としては
SELECT xxx(カラム名)
FROM yyy(テーブル名)
となります。
簡単にお伝えすると
SELECTでカラム名を選択してデータを取得します。しかしこのままでは、どのテーブルのどのカラムからデータを取得してくればいいのかわかりません。ですのでFROMでテーブル名を指定します。
これを先ほどの例のテーブルを当てはめると
SELECT 電話番号(カラム名)
FROM 連絡先(テーブル名)
っとすることで、連絡先テーブルにある、電話番号を取得してきてくれます。
今回のは仮で書きましたが、プログラミングは正しい書き方があります。
この辺りもまた後日解説していきますね👨💻
それではまた!
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