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【3月新刊】PHP文芸文庫&単行本10作品、一挙紹介!

みなさん、こんにちは!

こちらの投稿では、2023年3月発売の文芸作品を一挙ご紹介します。

気になる本が見つかると嬉しいです。

★3月3日ごろ発売! 単行本3作品&文芸文庫1作品★

セクシャル・ルールズ|坂井 希久子著


「普通の夫婦」っていったい何!?

社労士事務所を経営している岩瀬麻衣子は、結婚するときに仕事を辞めると申し出てくれた夫の耀太に育児を任せ、大黒柱として家計を担い、日々の仕事に邁進していた。

しかし世間の不理解、お互いの仕事と家事への不満、さらに忙しさですれ違う生活のなか、ある決定的な出来事が起こり、とうとう二人は離婚することに。

だが麻衣子には、これまで任せっきりだった育児、耀太には再就職という高い壁が立ちはだかっていて……。

世間の価値観とのギャップに振り回される夫婦生活のゆくえは!?

人気シリーズ「居酒屋ぜんや」の著者が描く、新しい家族の形を捉えた、感動の長編小説。


言葉のいらないラブソング|河邉 徹著


シンガーソングライターとして活動するも、周囲から"まじめすぎ""普通すぎ"と言われることに悩むアキ。

そんな彼がひょんなことから出会ったのは、空気を読むことが苦手で"普通になりたい"と思っている個性的な女性、莉子だった。

「自由な莉子とつき合えば、自分も変われるのでは」と思うアキ。「真面目なアキとつき合うことで、自分も普通になれるのでは」と思う莉子。

そんなきっかけで交際を始めた正反対の二人は、やがて心から惹かれ合うが――。

東京で生きる男女の等身大の恋を描く、音楽×ラブストーリー!

\東京&大阪でサイン会開催/

『言葉のいらないラブソング』発刊を記念して、河邉徹さんのサイン会を開催いたします。

【3月10日(金)19時~ @SHIBUYA TSUTAYA】

【3月19日(日)14時~ @紀伊國屋書店梅田本店】


野心と軽蔑|江上 剛著


憎まれて世を渡れ!

華々しい経歴の一方で、悪評も多かった稀代の実業家の生涯に迫る歴史小説。

日本の電力事業の基礎は、この男が築いた!

明治元年、貧しい家庭に生まれた桃介は、大いなる野望を抱いて慶應義塾に入学。福澤諭吉にその才能を認められ、娘婿となることと引き換えにアメリカ留学を果たす。

帰国後、結核や妻との不和に苦しむも、相場で財を成した桃介に対し、世間からの評判は厳しかった。自身が何を為すべきか悩んだ桃介は、急流・木曽川を舞台に水力発電に挑む。

そこから関西電力・中部電力の礎を築いて、ついには「電力王」と呼ばれるまでに至った男の仕事観と波瀾の人生を描いた渾身の長編小説。

【目次】
プロローグ
第1章 美少女
第2章 名門
第3章 アメリカ生活
第4章 新入社員
第5章 失意の時
第6章 裏切りは世の常
第7章 勤め人の生き方
第8章 電力は面白い
第9章 木曽川開発
第10章 桃介流に愉快に生きる
エピローグ


本所おけら長屋(二十)|畠山 健二著


江戸は本所亀沢町にある「おけら長屋」には、落語の登場人物のような個性的な住人たちが揃い、今日もお祭り騒ぎだ。

ある日、おけら長屋の万造と恋仲である聖庵堂の医師・お満に、長崎留学の話が持ち上がるが、最低3年は長崎で学ぶ必要があると聞き、お満は思い悩む。一方、両親に捨てられたと思っていた万造に母親の手がかりが見つかり、長屋の住人たちは奔走する……。

大人気シリーズ、ついに完結か!? 

文庫書き下ろし。

【目次】
 その壱 おとこぎ/その弐 ひきだし/その参 とこしえ

\イベント開催/

【3月4日(土)14時~ @郡山市 岩瀬書店富久山店】

【3月24日(金)18時半~ @八重洲ブックセンター】


★3月10日ごろ発売! 文芸文庫6作品★

京都くれなゐ荘奇譚(三)|白川 紺子著


「俺は穢(けが)れだから、近くにいないほうがいい」と言い、距離をとろうとする蠱師(まじないし)の高良。

そんな高良の言葉に、澪の胸は痛む。

「あなたは穢れなんかじゃない」「もっとあなたのことを知りたい」という思いを秘め、うごめく邪霊に立ち向かっていく澪は、相棒の白い狼の職神(精霊)・雪丸の力を借り、悪霊を祓うことができるのか。

澪を心配する高良、そして妹を守りたい一心の兄・漣はそのとき――。

「二十歳まで生きられない」と呪いをかけられた少女と、前世からの宿縁で繋がる少年を待ち受ける運命とは?

京都の下宿屋「くれなゐ荘」を舞台に繰り広げられる人気シリーズには、呪術×転生×ファンタジーの要素が満載。

「後宮の烏」でブレイク中の著者による文庫書き下ろしシリーズ第3弾!


仇持ち|知野 みさき著

藩内の上役の奸計によって家族を亡くし、遊女に落とされた伊勢国津藩の武家の娘・凜。

復讐を誓う彼女は、津藩江戸屋敷に出入りする町医者・栗山千歳に身の上を偽って近づき、彼の弟子となった。

しかしその千歳も、かつて恨みを買い、命を狙われている「仇持ち」であった……。

凜、千歳、千歳の助手として凜を警戒する隻腕の佐助。わけありの三人が織り成す人情時代小説シリーズ第1弾。文庫オリジナル。


贋物霊媒師2|阿泉 来堂著

霊を「祓うことはできない」中年霊媒師・櫛備(くしび)十三と彼の助手でお目付け役の美幸。

心霊番組に出演してから各地で引っ張りだこの櫛備のために、新たな助手・修平も加わって、彼らが出くわす事件もいっそう不穏なものに。

ガールズバーに夜な夜な現れる霊、学校に伝わる鏡の怪談……櫛備がハッタリと観察眼で解き明かす、霊達の真実とは?

一方、修平の存在は美幸にある悩みをもたらし――。

人気ホラーミステリー第2弾!


猫を処方いたします。|石田 祥著


京都市中京区の薄暗い路地にある「中京こころの病院」。

心の不調を抱えてこの病院を訪れた患者に、妙にノリの軽い医者が処方するのは、薬ではなく、本物の猫だった!? 

戸惑いながらも、決められた日数、猫を「服薬」する患者たち。気紛れで繊細、手がかかるけど愛くるしい猫と暮らすことで、彼らの心も少しずつ変化していく。

そして医者が猫を処方するのには、ある「理由」があって――猫と人が紡ぐ、もふもふハートフルストーリー!


新・紫式部日記|夏山 かほる著


2024年の大河ドラマの主役は紫式部!

『源氏物語』の裏に隠された秘密とは――。

藤式部(紫式部)は、幼少のころより漢籍に親しみ、物語を綴るようになるも、政変で父が失脚、一家は凋落の憂き目に。

しかし、彼女の書く『源氏物語』が藤原道長の目にとまり、中宮彰子に仕えるよう命じられる。喜ぶ藤式部だったが、源氏物語が人気を博すにつれ、道長が権力を握るための深謀に巻き込まれることになり……。

虚実のあわいを大胆に描き、絶賛された"極上の宮廷物語"。

第11回日経小説大賞受賞作。


思い出ごはん|PHP研究所編


忘れられないあの味や、味とともに蘇るあの日の思い出――。

作家や料理研究家、デザイナーなど、さまざまな分野の第一線で活躍する著名人が、「思い出のごはん」をテーマに綴ったエッセイ集。

家庭の味から海外で食べたひと皿、さらには「どうしてこうなった!?」という珍品まで、多種多様な料理が登場。きっと共感する一編があるはず。

ときにほろりと涙が流れる、味わい深い三ツ星級のエッセイを75作収録。

文庫オリジナル。

門倉多仁亜/武田双雲/椰月美智子/堀川波/水橋文美江/上大岡トメ/小路幸也/森絵都/一青妙/小川糸/きむらゆういち/あさのあつこ/森優子/碧野圭/根本きこ/山口花/中島未月/飛田和緒/みうらじゅん/小手鞠るい/服部みれい/ナカムラユキ/一田憲子/甲斐みのり/高野秀行/川村妙慶/中山庸子/岸本葉子/どいちなつ/石川直樹/中江有里/澤田瞳子/奥薗壽子/一木けい/原田まりる/北阪昌人/北大路公子/ツレヅレハナコ/早川ユミ/渡辺真理/加納朋子/山口恵以子/友井羊/天花寺さやか/市宮早記/広瀬裕子/松原惇子/荻原浩/森下典子/寿木けい/清水由美/柳本あかね/名久井直子/池田浩明/柳沢小実/高山なおみ/上田聡子/光原百合/近藤史恵/岡田桃子/望月麻衣/佐光紀子/斎藤千輪/竹内久美子/櫻井とりお/青山美智子/大迫知信/山崎ナオコーラ/大崎梢/古内一絵/森越ハム/三浦しをん/町田そのこ/小林優子/くまざわあかね(掲載順)


以上、3月発売の新刊10作品のご紹介でした!
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