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ペットロスを癒してくれた猫コミュニティ



猫を飼ってから、色んな猫コミュニティに参加していました。9歳のチャチャさんが逝去したとき、落ち込んでいた私を助けてくれたのは、猫コミュニティでした。私の猫コミュニティは、「動物病院はどうしよう」と相談できる友人や先輩、従妹などの仲間であり、猫カフェに行く仲間であり、チャチャが亡くなった時に慰めてくれる猫好きさん達でした。

①ペットロスから立ち直る手助けをしてくれた友達コミュニティ

コミュニティとは、共通の趣味や興味を持つ人たちが集まって交流するグループのことです。SNSやアプリで交流するコミュニティもありますが、実際に会って交流することで得られるものは沢山あるでしょう。

猫を飼育してなかったころは「私、猫が好きなんです」というと、コミュニティの友達が猫グッズをくれるようになりました。そして私の猫好きが認知され、猫カフェを教えてくれたのです。初めて猫カフェの存在を知った時、猫と触れ合えた時は感動したことを覚えています。

私が「猫と住んでいる」と公言することによって、猫を飼育してる学生時代の先輩や従姉妹が、動物病院や猫にとっていい知識を教えてくれました。また、猫さんへのプレゼントもくれたり、交換したりしていました。チャチャさんが空に旅立った時は「チャチャを看取った私」へのサポートも手厚くあったのです。

猫コミュニティを作ったことで、仲間たちが猫と楽しく生きるすべを教えてくれ、ペットロスになった時に慰めてくれる存在となったのです。

②私の心を軽くした猫カフェというコミュニティ

猫カフェに行くと、近所の他の猫カフェの広告が必ずと言っていいほど置かれています。お客さん同士でも猫カフェの情報交換をすることがあり、新しい猫カフェを開拓することもあります。

猫カフェに行くことで、動物(ペット)との声を聞くアニマルコミュニケーションのことを初めて知りました。アニマルコミュニケーションを使うことによって、チャチャの思いを聞くことができたときは、少し心が軽くなったことを覚えています。

猫カフェというコミュニティに行ったことによって、新しいコミュニケーションが生まれ、視野が広がって自分が猫と暮らすのにプラスに働きます。新たな猫や人との出会いを大切にできるのが、猫カフェでのコミュニティです。


 ③NPO法人というコミュニティもペットロスの手助けになる

猫の知識を増やしたくて、初めて猫と暮らしてから半年後に「NPO法人神戸猫ネット」の正会員になりました。私が暮らした猫達は、保護猫達です。「保護猫に対する知識を深めたい」という気持ちと「猫好きさんとのコミュニティに参加したい」という想いに駆られての事でした。
 
「NPO法人神戸猫ネット」は、シェルターを持たない保護猫のための団体です。定期総会以外にも交流会が行われています。動物の保護活動のほかに、啓発活動の手伝いや、動物病院の情報交換などが行われているのです。自分の猫が病気になった時は最初はかかりつけ医に行くのですが、会員の皆さんと交流したことによって他の病院の得意分野なども知ることが出来ました。
 
「NPO法人神戸猫ネット」では、たくさんの猫好きさんと知り合いになれました。NPO法人で活動をしていると、保護した猫を失うことを経験することがあります。沢山の保護猫との出会いと別れを経験しているからこそ、会員さんたちがペットを失った私の心に寄り添って話を聞いてくれました。私がチャチャを失った時、NPO法人のコミュニティの中で話すことで、私の悲しみに共感し理解してくれたのです。そこから猫との関わり方を、さらに覚えることになるのです。


まとめ

コミュニティはペットロスから立ち直るために、とても有効な存在です。コミュニティはペットロス以外にも、猫のかかわり方を学んでいく上ではとても役にたつでしょう。自分の知らなかったことを知り、好きな猫との深い関わりができています。

私が猫と共に暮らして6年半が経過した今、猫を飼育する前から、猫好きな私の生活を支えてくれた人がいます。猫を飼育してから新たに出会った猫のコミュニティには、感謝しかありません。


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