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夜の浅草と香り

日が沈んだ街並みにも光の灯る抜け道。

人がそこに住んでいて、観光客で埋め尽くされても

たしかに生きていると感じられる。それはきっと地方の小さな町でも同じだ。

人工物、コンクリートに包まれた世界観が好きではないのはきっと人が生きていると感じられないから。

焼きたてのたい焼きの匂い、建物から漂う香り。

素朴だけと、そこに確かな佇まいを感じられる。でもそれこそが間接的にと言った方が良いのかもしれないが人を感じれる暖かみなのではないだろうか。

ちょうど使い古された味のある事物に、愛着を感じるように。

そういえばここのコッペパン美味しかった。

パンの田島 さんです。

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