コロナに怯えるのか？楽しむのか？

タイトルはちょっと二元論的ですが、実際に体験した話であり、お話ししたいことは二元論を越えようということだったりします。

ちなみに、タイトルで言いたかったことは、1番最後に書いてあります。

それだけ見たい方は、最後まで飛ばして見てください！笑

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むかし、新米の病院薬剤師として、医療従事者として、人が亡くなるその瞬間に立ち会ったことがありました。

その場にいた医療者みんなが手を尽くして、それでも、旅立たれた。

いろんな涙と、わたしは一体なぜこの場に立ち会わせていただいたのだろう？という想い。

ひとの死に立ち会うこと。

家族の死や、友達や同僚の突然の死、仲良くなった患者さまの死、体もほぼ動かせず意識もほぼない状態で長く療養されていた患者さまの死。

今まで生きてきて、たくさんの死に向き合ってきました。

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ひとは、生まれ、成長し、やがて死を迎える。

遺された側の、たくさんの想い。

そして自分もやがて迎えるであろう死。

死を目の前にして、生と向き合う。

それは、恐怖？死への恐れ？

ひとはいつ死ぬか、どんなふうに死ぬか、基本的にはみんな分からない。

明日、わたしも、死ぬかもしれない。

死に怯えるよりも、遺されたわたしは、残りの生を、楽しくうれしく好きなことをして生きたいと思った。

そしてそれが、遺された自分なりの、亡くなられた方への弔いになるんじゃないかと思った。

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コロナに怯えている人も多いかもしれない。

でも、事故でも風邪でも、死んでしまうときはどうしようもなく死が迫ってくる。

どんなときも、ひとの心持ち次第で状況は変わってくる。

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どうしよう、どうなってしまうの？、どうしたらいいの？、身動きが取れない、怖い。

どうしたらいいかな、情報を集めよう、自分にできることをしよう、好きなことをしてリラックス。

これは危ないからみんな絶対しちゃだめだからね！

これはすごく良いからみんな絶対やってね！

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それぞれに良いところがあって、それぞれに悪いところがある。

でもその2極的視点からではなく、色んな角度&視点をもって、柔軟に対応できたら良いんじゃないのかなと思います。


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身動きがとれないからといって、必ずしも悪いわけではない。それが自分の命を救うこともある。

自分にできることをしようとしても、ひとりだけだったら限界がある。

自分にとって危ないからといって、他の人にも危ないとは限らない。

自分にとってすごく良かったからといって、他の人にも良いとは限らない。

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それぞれについて挙げればキリがないけれど、例えばこんな感じでしょうか。

色んな視点をもって、色んな視点があることを拒否せず、一旦受け止め、自分に合うものを取り入れれば、それで良いんじゃないかな〜と感じています。

タイトルに書いた、【コロナに怯えるのか？楽しむのか？】は、わたしが最近体験した話です。
『こんな視点受け入れられない！そんなこと言うなんてみんなに謝罪しろ！』という方がいて、『別にわたしは謝罪してほしくないけどなぁ、、、』と、ふと思ってしまいました😅

それは、文章からだけでは一方的で、細かなニュアンスが伝わりづらいこと、どちらの意見もよくあることでもあり、どちらの意見もわたしの許容範囲内だったからでしょうか。（この許容範囲を広げることの大切さを最近感じています。何ごともやりすぎ＆やらなさすぎは、あまり良くないでしょうが😅）

『みんなが自分とまったく同じ意見なはずがない』と思っているからでしょうか。

ちなみに、十人十色というように、同じ意見のようにみえる意見の時でさえ、それぞれ微妙な違いは存在すると感じています。（心のなかにその微妙な違いをしまっておいている方も多いかもしれないですね。わたしも『まぁいいか』と、心のなかにしまうこと、あります。笑）

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コロナの恐怖を身近に感じても、実は死の恐怖はいつも生の隣合わせで存在している。

生きている限り、死は隣にいつも存在している。

ただそれを、コロナの今の状況が、分かりやすく教えてくれているだけなのではないのかな。

と、ふと思った今日この頃なのでした。

長々書きましたが、言いたかったことは最後のこのことに集約されているかも。笑


最後までお読みいただき、ありがとうございました😊💓