主婦からカメラマンへ②～決断～

さぁ、師匠がやっていた「ベビーマッサージ撮影会」を引き継ぐのかどうか・・・

マリコの答えは・・・・

決断

「やります。

やりますので、必要なこと全部教えてください。」

頼み込んだーーー！！

それまでも自分で撮ってはいたけれど、

ちゃんとお金をいただいて、「プロ」として「仕事」として「カメラマン」として、そう名乗れるだけのクオリティに仕上げるとなったら、話は別です。

もうねー、このころは、実はすごく苦しかった。

ただの趣味でやってる時は、純粋に楽しかったけど、それを仕事にしようと思ったら、

「プロ」「仕事」「カメラマン」

私にはすっっっっっごく、重～～～い言葉だった。

だって、カメラマンといえば雑誌や広告のカメラマンしかイメージがないような時代だったから。

専門学校や芸大卒じゃないとカメラマンなんて名乗れないんじゃないかという時代だったから。

今みたいに、「フォトグラファー養成講座」なんてのがあちこちである時代じゃなかったし、

「週末カメラマン」「副業カメラマン」なんて軽いノリじゃなく、超～～～シビアなものだったから。

（そう自分はとらえていたから）

だから自分が「カメラマン」と名乗って、お金をいただいて撮影するということは、私にとっては、もう、ものすごく覚悟のいることだったんですね。

だけど、

自分がどうしたいのか、ちゃんと自分と対話したら、

やりたいの？やりたくないの？

→や、や、や、やってみたい・・・

できるの？できないの？

→え、、できるかどうかわかんないけど、やってみたい・・・

やるの？やらないの？

→や、や、や、やります

やるんかい！！（笑）

となったらさ、もう、やるやろ！！

幸い、私には、ikkoさんがいる！

まだお引越しまで間があるから、今のうちに全部教えてもらう！

と、

「必要なこと全部教えてください！！」と頼み込んだんですね。

そこから、

友達にちょっと撮り方をアドバイスする程度じゃなく、ikkoさんから撮影を引き継いだ「カメラマン」と名乗れるレベルまで、おさえるべきポイントをしっかりみっちり丁寧に教えてもらって。

どうにかこうにか

「もう全部教えた！あとは経験積んで、がんばって♡」

と言われるところまでやってきました。

ふぅ～～～

巣立ち

さぁ、こうして振り返ってみると、

とっても丁寧に、優しく、無理のないように、自然な流れで、カメラマンの道へそっと押し出してくれたような天の采配でしたが。

まぁとにかくここまで、ikkoさんがいなければ私は写真がこんなに大好きになることもなかったし、カメラマンになることもなかった。

そして最初のきっかけからカメラマンとしてスタートするまで、ずっとそばで伴走してくださって、ちゃんとデビュー戦まで用意してくださって（笑）

なんだこれ、神ですか？！

本当ありがとうございます。

そしてご自身は遠方へ～～～

今でもご活躍です。

みんな、知りたいでしょ（笑）

どんな方か。

撮って欲しいでしょ（笑）

わかる～～～

だけど、ikkoさんもお子様が産まれ、ご自身のご家庭を大事にされていて、撮影は今ご紹介でしかお受けしてないそうです。

それでも撮影会の告知とかみるとすぐ満席になってますもんね、すごいわ・・・

そして、そうやってご自身の足元から、ご家族・お友達・ご縁のある方を大事にされているのが、そういうところも私は大好きで、やっぱり今でも尊敬しています♡

そういう訳でここではご紹介できませんが、ごめんなさいね。

独り立ちしたは良いけれど

第一の師匠 ikkoさんが遠方へ行かれた後、

一応、ひととおり、カメラマンとして最低限のことはできるところまで引き上げてもらったけれど、

いやーー、満足しないよね、マリコ（笑）

師匠からOKをもらっても、

お客様から喜んでいただいても、

「こんなんじゃだめだ、もっと！もっと！！」

っていう思いがずっとあった。

そこでマリコが出た行動とは・・・

「やりたいことを実現している人に会いに行く」

当時、出張撮影はまだまだ珍しくて、ネットで探してやっとお一人、会いに行ける距離にいらっしゃった方に会いに行きました。

フォトレッスンという名目だったかなー、とにかくお話を聞きたくて。

私の写真も見てもらって。

もはや何を話したか覚えてないけど、

「こ、これがプロね。さすがのプロ意識だわ」って気が引き締まったのを覚えています。

やっぱりもっとちゃんと勉強して、もっともっと経験を積んで、もっともっともっとレベルアップしなくちゃ！！と。

とはいえどうしたら・・・

そんな時に、第二の師匠に出会います。

続く☆

＊＊＊あなたのホームカメラマンmariko＊＊＊

Your home photographer MARIKO

フリーカメラマン 前田真梨子

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