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カメラが好き、写真が好き、ずっと人生を記録してきた

こんにちは。フォトグラファーのnonです。
海外の街や風景、スポーツ撮影を生涯のライフワークとしています。毎日、生活のすべてにカメラが欠かせません。
写真は記憶を確かにしてくれるだけでなく、時にはその写真が今を生きるための力を与えてくれるものになります。
これまでに所有したカメラとレンズに関する個人的なレビューを中心にカメラについて語っていきたいと思いますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

カメラ&写真を始めたのは小学2年生の時、カメラが趣味だった父の影響でお古のフィルムカメラを譲り受けたのがきっかけ。家には現像のための暗室があったのを覚えています。
最初の1枚は、家族旅行で当時まだ在来線で走っていたSL蒸気機関車を鉄橋と共に撮った写真。実家にA3サイズ大に引き伸ばしされて額縁に入れて飾られていますが、鉄道写真ではそれ以上のものを未だに撮れていないことから、ビギナーズラックのようなものだったのかもしれません。

何故写真を撮るのか自問自答するなら、自らがその場で経験し目で見て感動したシーンを記憶に留めたいから。

幼少期から写真にハマったのは、おそらく今と同じ感覚を無意識に感じていたからでしょう。今の時代、誰でもスマホカメラで写真を撮りますが、写真を撮る理由は単純に同じで、記録として残したい、再び見て思い出したい、誰かとその感動をシェアしたい、そんな気持ちだったからだと思います。

当時、カメラ(写真機)で写真を撮るというのは特別なことで、コンパクトフィルムカメラも一般的ではなかったです。父の趣味がカメラだったことがとてもラッキーでした。

学生時代になると、コンパクトフィルムカメラがブームとなり、各家庭に1台が普通になりました。フラッシュ付きだったので(暗いところでフラッシュが無いと写らない)、スマホカメラから入った世代がフラッシュをあまり使わないのと比べて、80代、90代の方は普通にフラッシュが上手く使えたりします。

20代になると自分で稼いだお金で新品カメラを買えるようになり、初めて自分で買った一眼レフ機はミノルタでした。今のSONYの前身ですね。一部の技術者はPanasonicに行きLUMIXを開発しました。

ミノルタは1台限りで、その後はCanonになりました。当時の印象では、「EOS」(Electro-Optical-System)の名のごとく、全てを電子化しようというそのテクノロジーに惹かれたのと、NIKONはやや割高というイメージでした。

20代、30代の海外渡航先は米国・豪州が中心で、もちろんカメラは常に一緒で想い出写真をいっぱい撮りました。フィルム時代だったので、24枚撮り、36枚撮りのフィルムを10本ほど鉛の袋に入れて出国審査時のX線検査で感光しないよう注意したものです。

当時よりTamron製の旅行で便利な高倍率ズームレンズが人気で1本は用意しました。Lサイズプリントやハガキサイズが主流だったので、今のようにレンズの解像性能など気にもしなくてよいレベルでした。

1995年にWindows95が発売され、一般人が使えるパソコンなるものが世に生まれました。モニター画面でカラーのデジタル画像が見られることに衝撃を受け、黎明期のデジタルカメラをいくつも買いました。モデルチェンジの度に技術が新しくなり、画素数も少しずつ増え、パソコンの処理能力も合わせて向上させる必要があり、自作PCでレベルアップしていきました。当時は今と違い、新製品は性能がアップし、価格が下がるという傾向で、それはユーザー数が右上がりで増えていくからでした。

フィルムカメラからデジタルカメラに移行したのはかなり早く、2000年には完全移行しました。コンパクトデジタルカメラが大ブームとなり、これまた一家に1台の時代となりました。

今では当たり前の一眼ミラーレスカメラを導入したのも割と早く、最初の一眼ミラーレス機は2011年発売のPanasonicのLUMIX GX1でした。最初のフルサイズ一眼ミラーレス機は2014年発売のSONY α7II、最後のデジタル一眼レフ機は2017年発売のNIKON D850で99%ミラーレス機への移行が完了しました。

50代からの海外渡航は夫婦でヨーロッパに行くようになり、ミラーレス一眼カメラを2、3台持って行くようになりました。また、フィルム時代と違い、いくらでも連写が可能となりスポーツ撮影や野鳥の飛翔写真なども撮るようになり、望遠レンズのために機材も大型化しました。カメラ以外の趣味に関しても、必ずカメラを携帯するため、人生のすべての記録を高画質で写真に残してきたことになります。

これまでは二足の草鞋でフォトグラファーでもありましたが、企業勤めを早期リタイアし、世間での肩書が会社員からフォトグラファーに変わりました。商業写真専門で依頼業務はないため趣味の延長線で生涯続けていきます。

カメラ・写真を始めてから半世紀以上が経ちました。カメラは100台以上、レンズは200本以上購入しました。もちろん全てを保有しておく防湿庫や資金力はありませんので都度入れ替えをしつつですが、全メーカーでそれぞれシステムを組んでいるため、現在の所有カメラは20台、レンズは100本程度になります。

年齢的にもそろそろミニマリストを目指し断捨離が必要な頃であり、大砲望遠レンズも現行2.5kgまで手持ちで振り回せるものの、そろそろ体力的にあと何年かというところです。しかし、どのメーカーを残すのか、どのカメラとレンズを残すのかは、究極の選択で難しいです。。

<最近所有したデジタルカメラ>
【LEICA】 M11, SL3, SL2, Q3, D-LUX8
【NIKON】 Z9, Z8, Zf, Z7II, Z7, Z6, Z50, D850, D750, D7500, D7200
【SONY】 α1, α9, α7RIV, α7RIII, α7III, α7II, α6400, ZV-E10II
【FUJIFILM】 X-H2S, X-H2, X-H1, X-T4, X-T3, X-T2, X-T50, X-T30, X-T20, X-T100, X-S10, X-A7, X-A5, X100VI, X70, XF10
【Panasonic】 S1R, S5II, S5, S9, GH6, GH5, GH4, G9II, G9, G8, G7, G5, GX8, GX7II, GX1, GM1, GF10, LX100
【Olympus】 OM-1, E-M1II, E-P5
【Canon】 EOS R3, R5, R6II, RP, R7, R10, 80D
【Ricoh】 GRIII


最後までお付き合いいただきありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしています。

#カメラのたのしみ方 #カメラ好きな人と繋がりたい
#カメラ #写真 #レンズ

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