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カメラとレンズは一期一会

わたしは写真の編集や現像に Lightroom を使っているが、出来ることならJpeg撮って出しで写真を完成させたいと思っている。そこで肝心なのがカメラの設定とレンズ固有の色味だ。このカメラとこのレンズの組み合わせが良い色を出す。そんな組み合わせがとても重要になってくる。
1つのメーカーに固執することなくサードパーティー製や、C社のレンズをF社で使えたり、L社のレンズをS社で使えたりとマウント変換アダプターも豊富にあるのでカメラとレンズの組み合わせはほぼ無数になる。その中から自分の好みに合った組み合わせを見つけるのはなかなか難しい。カメラとレンズは一期一会なのだ。

奇しくも CANON EOS RP には
RF35mm F1.8 MACRO IS STM
FUJIFILM X-E4 には
Pergear 25mm F1.8 が私の中の名コンビとして
成り立っている。

そんな中でまだ FUJIFILM X-T5 には相方が決まっていないのだ。Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZF の記事は何度か書いていて、写りも焦点距離も結構気に入っているのだか、これだ!というゴールにはたどり着いていない。そこで私が所有している同じ焦点距離の Super Takumar 50mm F1.4 との相性をじっくり使ってみて検証してみたくなった。

アトムレンズと言われる Super Takumar 50mm F1.4
私の個体も漏れずしてかなり黄変が酷い。
ホワイトバランスでそれを抑えつつ、設定を駆使して撮ってきたのでご覧いただきたい。

設定は以下の通り。
フィルムシミュレーションは Classic Neg 

ハイライト  +1
シャドー      +2
カラー          ±0
シャープ      +1
CCR              STRONG
CCB              WEAK  
DR                 400
WB                蛍光灯1(R-5  B+6)

しかし、この黄色味がクラシック感を出してくれるので、一概に黄変は悪い物だとも言い難い。寒色より暖色が好きだから尚更。

好きな画角は35mmなのだが75mmも私に合っていて、見ている一部分をキリトルという感覚が楽しい。

すべて開放で撮ったけど、ふわふわ感てんこ盛り。
ピントの山は何処へやら。でもこういう写りが好きだったりする。



嫌いじゃないし、どっちかって言ったら好きな方だけど、まだこれじゃないなぁ‥って思う。
先に述べた CANON EOS RP も FUJIFILM X-E4 も
相棒となるレンズは35mm〜40mm付近の焦点距離のレンズ。75mmも楽しいんだけども、35mm付近で X-T5 の相方を探してみよう。

MF単焦点レンズが撮ってて面白楽しい。
X-T5 の相棒も、やっぱりMFレンズを選びたい。
オールド的に写る、そんなヤツに巡り会えたらいいな。

おわり。


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