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1カ月続けたnoteの考察とその先を考える:後編

勝手なことばかり綴っていたいのに、前篇を読んでもらったなんてありがたい。今日は前回投稿した同タイトルの続き。

Noteをほぼ毎日続けて気づいたこと3つ

1. noteに投稿される内容の傾向、2. 読者の志向に続く3つめから。

3.自分の得意分野

これらを踏まえて自分の得意分野が何かを考えてみる。

ここからが次へのステップに最も重要な項目となる。自分の得意分野について分析して結果を出すのは難しいが、なるべく客観的にやってみる。

まず100パーセント言えることは、写真は私の分野ではないということ。時々うまく撮れた写真をアップすることはあっても、それはたまたまであって、意図的にいい写真を撮ろうと思って撮れるセンスが自分にないことは分かっている。だから例え最も多く「すき」をもらっても写真はやっぱり論外。時々毎日書くことに疲れた時にごまかしで投稿するものとする。

では内容の傾向で気づいた4つの項目、『体験談、考え・持論、How-to、その他』から考える。

『体験談』はこれまでの自分の投稿で最も少ない。もともとライターとして物事を客観的に見るということを常に心がけているということもあるため、体験談はすこぶる苦手な分野になっている。

『考え・持論・意見』、これが一番多い。ある物事を紹介し、それについて意見を述べるというもの。自分の中ではこれが最も安定して執筆できる分野だと思っている。

ただし、いきなり『考え・持論』だけを展開というパターンはない。

例えば、「英語の学習方法について」と題して持論だけを書くということはない。なぜかこれはできない。おそらくこれには体験が伴わなくてはいけないので、体験談を苦手とすることとリンクしているのではないかと推察する。

もしくは体験談も、持論も、自分をさらけ出さなければできないため、それが苦手なのかもしれない。持論と意見はどう違うのか?その線引きはなかなか難しいかも。

次に『How-to』について。実はnoteを始めたきっかけは何を隠そうこれである。名前にもしている通り、「発音について」を書こうと思い付いてnoteを始めた。これについては今後の展開のところで詳しく書きたいと思う。

ただ1カ月間の毎日noteでは、これは一度も投稿していない。「発音について」以外でHow-toをするつもりはなく、またできるとも思っていない。

『その他』は、写真投稿とか、小説とか、漫画とか、それぞれに才能のある人々が自身の作品を投稿しているものという分類。上記した通り、ここには才能のかけらもないのでリングに上がることすらないという感じだ。

1カ月noteを続けて気づいたこと。分析してみると我ながら面白い。1カ月や2カ月で定期的に分析していくと、自分の違った才能を発見できるかもしれない。それこそ写真でやっていける時が来るのではと思ってしまうが、まずそれはないかな。

続いて、今後のnoteの使い方を考えてみる。いまのところ、今後もnoteをSNSの一部として使い続ける価値があるかどうかの判断はついていない。

これからこの先の使い方を考えて、さらに1カ月、2カ月と使い続けてみて、また判断するものとする。


これから先のnoteの使い方を考える

こうしてみてくると自分が伝えたいと思う分野と表現方法があまり求められていないのではないかという判断できる。

ただその判断の前に改善点はあると思う。

一つは、タイトル。これはかなり重要。タイトル一つで読まれる記事に変身することがある。キャッチーなタイトルで目を引けば、中身は同じでも読まれる確率は上がる。

2つ目は文体を変える。現在はである調を使っているが、ですます調を使うことで文章が柔らかい印象になる。トゲッとした感じがなくなることでポジティブさがより強調される。

3つ目、文章の長さを調節する。ネットでの長い文章は読みづらい。しかしテーマによってはかなり長いものもあった。理想は1500字程度と言われているので、その辺りで終わらせるように内容を凝縮する。今回はかなり長いけど…。

思い付くのはこれくらいだろうか?

再出発にあたり、まずはこれまでの投稿を見直し編集することから入るのもいいかもしれない。

次に内容の傾向を変更するかだ。上記したように、体験談はあまり得意ではなく、How-toものは基本路線の英語の発音しかしないため、変更はできないという結論になる。基本的にはこれまで通り「ある物事」について紹介し、それについての意見を述べるという形を続ける。

時々体験談をはさむというくらいでたぶんちょうどいい。これまで不得手だった分野に挑戦するのも実験としてはありだが、そこまでの時間と労力を割くほどでは正直ないと思っている。

では、どのような「ある物事」を紹介していくかになるが、これまでほぼ100パーセントカナダの出来事を紹介してきた。カナダにいて、カナダから発信するのだから、この姿勢を変えるつもりはない。

ただ1カ月やってみて、どのような話が受け入れられるのか、はっきりとは分からなかった。たまたま総選挙があったのでカナダの選挙を紹介したが、これが割と読まれたのは意外だった。イケメンのトルドー首相の写真が効いたのかもしれない。やっぱり写真かぁ…。

季節的なものはまあまあ。カナダでは有名人だけど日本ではほとんど知られていない人を取り上げたものはこれも悪くない反応だった。全然ダメかと思っていた。

他にまだまだ試していない分野も多い。ビジネスは全く取り上げる気がないので省くとして、現在カナダを二分している環境問題とか、フード関係、スポーツも意外と少ない。

これからの1カ月はこれらをまんべんなく順番に試すのも面白いかもしれない。

それともう一つ、心温まる話を紹介したいと思っている。2週間前に投稿したWorld Kindness Dayは、目から鱗が落ちる感覚だった。世の中、まだまだ捨てたものではないという話は実は結構転がっている。あの投稿以来、そういう話がやたら自分自身で目耳につくようになった。これはなにかの縁だと思う。いいきっかけにしたい。凄惨でストレスの多い事件ばかりがメディアにあふれる中で、自分も含めて、やはり人間温かいものを求めているのだなぁと思った。

カナダと日本は色々な意味でとても似た国だと思っている。だからお互いにいいところを取り入れることができると思うので、そうした視点からこれからもニュースなどで紹介されたストーリーを基に意見を述べていくという形にしたいと思う。

読者が、「カナダにはそういう視点があるのか」と思ってくれれば、まずはOKだと思っている。

次に投稿の使い方だが、自分の関係するブログやサイトなどとの連携が有効だという気がする。やはりブログやサイトが主体となるだろう。note投稿単独で何かを成し遂げられる気はあまりしない。

最後に、元々の目的だった英語の発音方法を伝える投稿だが、これはこのままnote単独で有料でやっていく。音声が大好きで、発音を聞くのが大好きで、今でもカナダに住む理由の半分は色々な人の発音を聞きたいから、というくらいだから、この発音術には自信がある。正直、英語がネイティブの先生は絶対に教えてくれない視点だ。なぜなら彼らは最初からその発音ができるからだ。

発音はちょっとしたコツを習得すれば格段に英語っぽく話せるようになる。日本人は中学校からそれなりに発音を覚えさせられているので、コツさえつかめばできるようになる。

ただし、習得するには練習が必要。一度ついたクセを直すにはかなりの努力が必要だ。それは何でも同じでゴルフなんていい例だ。コツを頭で覚えても、何度も何度も練習して自分のものにする。それはゴルフも英語の発音も同じ。努力と時間と練習なくして何事も習得はあり得ない。

このnoteも1カ月試してようやく分かってきたばかり。まだまだ挑戦は続く。最後に自分の有料投稿を宣伝したところで、2回にわたる1カ月続けたnoteの考察とこれからの使い方を終わりたいと思う。

もうすぐ師走。12月から新たな出発としよう。

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バンクーバーダウンタウンの朝の風景。左は有名なカナダプレース。

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