見出し画像

業績の上方修正を発表した最高のQ2決算だったShiftの絶好調の要因を解説。Shiftが明確に宣言したテスト企業からDX企業への変革。ここからはShiftの大転換期。Shiftはどうなるのか解説。

Shiftが4/8に2022年Q2決算を発表しました。
売上YoY+47%、営業利益率YoY+157%、業績予想も上方修正を出し、決算翌日の株価は+14%となる最高の決算でした。

画像1

画像2

画像3

Shiftは今回の決算発表の約1週間前に今後のM&A/PMI戦略に関する説明会を開きました。そして今回のQ2決算発表となるのですが、この一連の発表を受けて、Shift経営陣から「テスト企業からDX企業への変革」への強いコミットを宣言された様に感じました。
「テスト企業からDX企業への変革」は以前から中期戦略として語られていましたが、今回のQ2決算発表ではさらに強い意思を感じました。

直近Shiftに関する企業分析記事を書きましたが、このQ2発表からShiftは大転換期を迎えたと捉えています。そのため今回はShiftの将来について書きたいと思います。

今回の記事では、まずShiftが今回なぜこれほど良い決算を出すことができたのか解説します。その次に、テスト企業からいかにしてDX企業に変革していくのか、DX企業としてShiftは成功するのか、Shiftの今後の成長可能性、越えなければならない大きな壁と成功するための打ち手について解説します。
最後に、投資家目線で今後Shiftのどこをウォッチしていくべきなのか解説したいと思います。

なぜShiftの決算が最高だったのか

まず、なぜShiftが今回これほどまでに良い決算を出すことができたのか見ていきましょう。

----------------------------------------------------------------
ここから先は有料となっています。
格安ビジネス本感覚で500円で購入頂くか、他の企業分析も気になる方は以下のマガジンが割安になっています。下にスクロールすれば購読ボタンが表示されているかと思います。

2022年4月企業分析バックナンバー (1,100円)

企業分析
1.Tinder、Pairsなどを傘下に持つ世界のマッチングアプリ覇者Match Group
2.インド、インドネシアへの投資が爆益を生み出しつつあるBEENOS
3.木村会長の復帰、インドへの投資で爆発的な成長可能性を秘めたGunosy
4.楽天経済圏を超え日本最大の経済圏を作り出し得るZ Holdings

決算分析
5. Shiftの決算分析
6.ベイカレント算分析
7.サイバーエージェント決算で見るべきポイント6点
8.サイバーエージェント決算分析

今回の記事の理解が深まる様に前回書いたShift企業分析記事を載せておきますので、こちらも合わせて読んでいただければと思います。
https://note.com/phoenixwithbiz/n/nb0ca6a73fef8

また、月額980円でこの様な企業分析記事が毎月4-8本読める定期購読マガジンを配信しています。初月無料になっておりますので気になる方は是非こちら無料でお試しください。
https://note.com/phoenixwithbiz/m/mb8f77d3948dc
----------------------------------------------------------------------

ここから先は

10,555字 / 25画像
この記事のみ ¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?