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生き延びるための「婚活」

今回のテーマは「老後の生活を支えるものは?」です。
結論から言います。ずばり「パートナー」です。

私自身はまだ老後を迎えていません。
しかし、自分の今後の生活を考えたらパートナーは欠かせないと思います。

理由は2つです。
①孤独な生活は寂しいと思うから
②老後の生活資金を作るため

①については他の人も触れているとは思いますが、②を話題にするのはタブー視されているのか、聞いたことがありません。
今回は①ではなく、②について説明していきたいと思い投稿しました。

私がパートナーに求める条件は、「働いていること」です。
なぜなら、そうしないと資産形成ができないからです。

”――総務省統計局が公表している『家計調査報告〔家計収支編〕2020年(令和2年)平均結果の概要』によれば、住居費を除いた単身世帯(全年齢)の生活費の平均額は12万9,556円となっています。――”(『一人暮らしの生活費は平均いくら? 無理のない家賃設定と節約のコツ』https://www.homes.co.jp/cont/rent/rent_00769/)

上記の記事では手取り15万円・20万円・25万円での家賃を含めた費用も出していますが、私は手取り15万円以下なので、実際、一人暮らしなんてとても出来ません(障害者の給料はめちゃくちゃ低いのです)。

今の生活がきついとなれば、資産形成も全くできません。
こうなると、『2000万円問題』が重くのしかかってきます。

『2000万円問題』というのは簡単に言うと、老後の収入と支出を計算すると支出のほうが多くなって、30年生活するのに2000万円不足する、というものです(2017年の調査で、無職夫婦を想定しています)。

もちろん老後の生活なんて、今からいくらかかるかきちんと計算なんて出来ないですが、年金の受給額が年々減っている現状で、資産形成をしないのは不安があります。
とはいえ無い袖は振れないわけで、これは障害者は老後に生きる価値なしということでしょうか。

そこでパートナーが必要になるのです。
パートナーがいればお互いの給料を合わせた金額で生活できますし、老後のための資産形成にもお金をまわせます。

こう言うとお金のためにパートナーが欲しいの?動機が不純じゃない?とご指摘があるかと思いますが、「それも大事な目的の一つ」として考えましょうということです。

しかし、障害者は正直、相手にとってあまりお金の面では魅力的な存在ではありません。よほど専門的なスキルがある人なら別ですが、私のようになんの取り柄もない場合、私と同じかそれ以下の給料しか貰えないです。しかも私の場合は、なまじ「障害が軽いため」障害年金がおりません。そういう障害者もけっこういます。

そういう存在と共に歩んでくれる人がいる、としたら、それはやはり愛ゆえのものだと思います。そこには障害者側からすれば感謝と感激しかありません。その人のために頑張ろうと思えます(もちろん愛もあります)。

とはいえそんな人がお金持ちだったらもっといいなーという、とても現金なお話です。
しかも私の計算だと二人で30万円強はないと資産形成無理かも、とか思ってたりもします。

結論としては、我々障害者、ないし弱い立場の人間が生きていくためのお金を確保するには、良く言えば「愛が必要だ」となりますし、悪く言えば「あと15万円ちょっと・・・」となります。

私自身は幸い、パートナーが見つかりました。しかし、二人で豊かになるためにはお金がもう少し必要です。今の仕事で給料が上がる見込みはないので、転職活動と副業をやってみようと思います。

話を戻せば身も蓋もない言い方になりますが、「生き残るためには婚活しよう」「パートナーを探そう」となります。
老後、経済的にも精神的にも、安心して暮らせるようにしていきましょう。

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