世界的金利上昇懸念から日経平均３９７円安

２８日（水）の日経平均は
前日比３９７円安
２６，１７３円
と大幅に下落しました

２７日（火）のＮＹダウは
１２５ドル安
２９，１３４ドル
と６営業日連続で下落しました
ダウは前日まで５営業日連続で下落していたことから
短期的な反発期待とみられる買いが入り
一時は
前日比３９８ドル高（２９，６５９ドル）まで上昇しました
ただ
欧米では金融引き締めが長期化する見方を背景に
長期金利が連日上昇していることから
株式相場の上昇局面では金利に対する割高感が意識され
ダウは下落に転じました
ダウはこの６営業日間で
１，８８４ドル下落しました
一方で
これまで下落が顕著であったハイテク株の一部が買い戻され
ナスダック総合株価指数は
２６ポイント高（１０，８２９ポイント）
と６営業日ぶりに上昇しました

連日の米国株式相場下落に加え
ダウ先物が前日の現物終値に対し更に下落したことから
東京市場でも株式を売る状況が続きました
アップルが｢iPhone14(新型スマートフォン)｣の増産を見送る
と報じられたことから
電子部品株が売られたことも
株価指数を押し下げました
日経平均は一時は
前日比６３３円安（２５，９３８円）まで下落しました
ただ
この日は９月末の配当を受け取る権利を有する最終日であることから
下落局面では買いが入り
日経平均は下げ幅を縮小しました

東証スタンダード市場指数は
７ポイント安
９６８ポイント
と下落しました