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シュッピン、EC・免税売上に期待

シュッピン<3179>は
カメラ、時計など
価値の下がりにくい商材に絞って
中古商品を販売しています


【上期業績は予想並みか】
2023年3月期
第1四半期(22年4~6月)業績は
売上高:前年比18%増の108億円
経常利益:同23%増の8億6千万円
となっています
主力のカメラの売上が好調です

販路別でみると
EC売上高が
前年比27%増(85億2千万円)
と高い伸びとなっています
越境EC経由による販売が好調であるため
EC売上全体に占める自社サイトの比率は
78.2%となり
前年に比べ3.1ポイント低下しました

免税を除く店舗売上高も
同37%増(17億3千万円)
高い伸びとなっています
国内における行動規制の緩和の影響が
顕著になっているようです

免税売上高は
同54%減(5億2千万円)
と大きく減少しました
外国人旅行者が少ない影響です


会社側は
上期(22年4~9月)業績について
売上高:前年比14%増の216億円
経常利益:同14%増の15億4千万円
と予想していますが

4~9月の月次売上高累計は
前年比14.9%増(219億円)
となりました
上期の売上は会社予想を僅かに上回ったようです


【下期に期待】
上期の売上高は会社予想を大きく上回りませんでしたが
今後は
売上の伸びが高まると期待しています

免税売上高は
訪日旅行者に対する規制がコロナ前と同様の状況に戻ったことから
回復が期待されます

円安が続いていることから
越境ECによる海外売上も拡大を見込めます

下期(22年10月~23年3月)は
・店舗売上の好調持続
・越境ECのこれまで以上の拡大
・免税売上の回復
により、高い伸びを期待できることから

通期業績は
会社予想である
売上高:前年比11%増の483億円
経常利益:同9%増の34億8千万円
を上回る可能性がある
と考えています


(注)これは情報の提供のみを目的としており
特定の銘柄を推奨するものではありません
銘柄の選択などの投資にかかる最終決定は
御客様御自身の判断にて御願い致します

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