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日経平均一時大幅高も引けは97円安

10月2日(月)の日経平均は
前週末比97円安の31,759円
と3営業日連続で下落しました


前週末9月29日(金)のNYダウは
158ドル安の33,507ドル
と下落しました
この日発表された8月の消費支出物価指数は
食品・エネルギーを除くコア指数の前月比上昇率が市場予想を下回ったことから
インフレは落ち着いているとの見方が広がり
ダウは一時は前日比227ドル高(33,893ドル)まで上昇しました
ただ
下院において「繋ぎ予算案」を可決できなかったことから
政府の一部機関の閉鎖は避けられないとの懸念が高まり
株式を売る動きが強まりました
ハイテク、ネット株の一部が買われ
ナスダック総合株価指数は18ポイント高(13,219ポイント)と上昇しました


米国において連邦予算の成立により政府機関の閉鎖が回避され
週明けのNYダウ先物が前週末の終値に対し大幅に上昇したことから
東京市場でも株式を買う動きが強まりました
朝方に発表された日銀短観(全国企業短期経済観測調査)において
大企業・製造業の業況判断指数が「プラス9」となり
6月調査の「プラス5」から改善し市場予想の「プラス6」も上回ったことも
日本株の買いを誘ったようです
日経平均は一時は前週末比543円高(32,401円)まで上昇しました
ただ
米国において金融引き締め政策が続く可能性も残っていることから
NYダウ先物は上げ幅を縮小し
日本株に対する売りも急速に強まりました
東証プライム市場における値上がり銘柄数は515銘柄と
値下がり数:1,266を大きく下回りました

東証スタンダード市場指数は
7ポイント安の1,134ポイント
と3営業日連続で下落しました
マクニカ<3132>(半導体商社)が上場来高値を更新しました

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