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アーンドラゼミ/ガネーシャ生誕祭SPターリー/アーンドラ料理を作る会:カレー哲学の視点(21/9/5〜9/11)

1週間に一度は新大久保で買い物をしているのですが、わけわからないネパール語しか書いていない野菜とかたくさん売っているし、知らない言葉が飛び交っているし異国気分が味わえるのがめちゃくちゃいいですね。ちょっと歩くだけでいくつもの言語を聞くことができます。ー東京マサラ部室も一年後くらいには新大久保に移転したい...。

ローズファミリーストアでアーンドラ料理に使われる冷凍のゴングラを買ってきたのだが、お店を出て通りを歩いたら真っ白なクルタを着た長髭のムスリムのおじいさんが歩いてきて、ビルの直下に自転車を停めていたタイ人の女性に大声で注意し始めたのが本日のハイライト。何語で話すのかなと思っていたら、当たり前ですが日本語で話していました。外国人同士の共通言語は日本語なんですよね。ここ日本だから。脳が揺さぶられる感覚。

では、今週のニュースレターと更新記事です。


アーンドラゼミを開催

マサラ部室では毎月テーマを変えながら動かない旅を実践しています。8月はずっとビリヤニを作っていましたが9月のテーマはアーンドラ・テランガーナ料理。アーンドラ・テランガーナ料理をリサーチしてはひたすら作ってみる生活が始まりました。

毎月kick off mtgとして月初にオンラインゼミ活動を実施しているのですが、今月は17名の参加者が集まり、アーンドラ料理のリサーチや情報交換を続けています。引き続き参加者募集していますよ。

とりあえずアーンドラで食べられる冷凍のゴングラとフレッシュマトンを買ったので、酸っぱ辛いゴングラマトンカレーを作ってみます。


ガネーシャ生誕祭SPターリー@アーンドラ・ダイニング 渋谷

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アーンドラ・ダイニング渋谷で9/10限定で提供されていたガネーシャ生誕祭Vinayaka Chathurthiのターリーを食べてきました。Modakやバナナのヴェプドゥ(炒めもの)など、ガネーシャが好きなものを寄せ集めたターリーだそうです。

今回の料理はアーンドラについて調べ始めてちょうど作ってみようと思っていた料理ばかりで「あっ、これ進研ゼミで見たやつだ!」ってなりました。社長さんの出身地カキナダの味に近いものになっているらしいです。

Pulihora(タマリンドライス)とベジプラウと白いご飯の三種類が同時に並んでいるのが、米好きなアーンドラっぽい構成だと思います。小さいナスのカレーGutti vankaya kuraはビシッと塩味が効いていて、ダヒワダはしっかり酸っぱい。味の輪郭がはっきりしているとてもおいしいターリーでした。あとアーンドラのユニークな特徴として、パパドが米でできているというのがあります。

ガネーシャの好きなお菓子modakはココナッツ餡が入ったスイーツですが、ターメリック感があり、シュレッドココナッツのシャキシャキと合わさって食べたことのない味でした。年に一回しか作らないらしい。

日本語ペラペラな社長さんと色々お話することができて少しだけアーンドラについての理解が深まった気がします。


カキナダのミールスを作る会@マサラ部室

カキナダは食の都として有名らしいですが、特に有名なSubbaya Gari Hotelにいつか行ってみたい。でもしばらくいけなさそうなのでちょっと作ってみることにした。


バナナリーフのベジミールスは心が豊かになりますね。
時間をかけて食事を作って、ゆっくり談笑しながら五感を使って食に向き合う、みたいなことを久しぶりにやった気がする。特に手食すると感覚がダイレクトに伝わってくるので、より食べもののことを理解できる気がします。

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Pulihora タマリンドライス
Sona masoori rice ソナマスリライス
Usirikaya pappu アムラのダール
Potlakaya kura  ヘビウリのミルク煮
Vankaya kura ナスの煮込み
Cabagge vepdu キャベツ炒め
Pesarattu  緑豆ドーサ
Allam Chutney  生姜のチャトニー
Cabbage Achar キャベツアチャール


久しぶりにウェットグラインダーを回して、ペサラットゥを作りました。

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その他更新記事

年内は毎日noteかブログを更新し続けて、死ぬときは前のめりに死にたいと思います。

レシピ、詰めきれていない状態で世に出すのこわいのでメモ程度に考えていただけるとありがたい...。
カレー関連の書評とかレシピもどんどん出していきたいと思っているんですが全然時間が足りません。ぼちぼちがんばります。


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