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南インド旅の相談に乗った

インド旅行に必要なのは、金とパスポートと、それから口ずさめる一つの歌さ!

せっかく毎日インド料理漬けの生活をしているので、可能な限り東京マサラ部室での暮らしを描き、記録に残しておくことにする。カレーを中心に起きた出来事や考えたことをカレー哲学の視点で記していく。毎回1000〜1500字くらい。

インド旅の相談にのった

旅に出たい。漠然とそう思う時は日常生活に何かが不足している時だ。もしくは、何かから逃げ出したい時だ。旅に出たところで別に何かが解決するわけではない。いや、解決したくない。「みんなが興味のあること」とか「問題解決」とか「人の役に立つ」とか「ためになる」とか「おすすめ」とかうんざりだよ。そんなしょうもないことばかり毎日考えていたくない。ためにならないことばっかりをしたい。

旅の最中は時間の流れが変わる。非日常に身を置くことで、感覚に関する制限が外されて、普段使っていない神経や感覚が研ぎ澄まされる。普段は見えないはずのものを見る。1日がとても長く感じる。それは日常をなんとか「やっていく」ために必要なひと時なのだ。

旅に行けるタイミングなんて、あるようで意外とないのだから勢いや衝動を大事にして、後先考えずに行くくらいの方がちょうどいいのではないかと思う。

この日はインドに行くためにパスポートを取り直すという知り合いがたまたま中野にきていて、今度家族四人で行くというインド旅行の相談に乗った。俄然インドに行きたくなった。

知り合いというのは以前牛糞燃料を作ってくれたいすみ市の「うたうファーム」のお母さんなのだが。南インド料理店「巡るインド」の真更薫さんとはご近所さん同士で、仲良く交流されている。彼がいるタイミングで南インドのマドゥライ周辺で少し合流する計画だという。お子さんが2人いるのだが、まだ10歳と8歳とかでとても若い。

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