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航海を公開して後悔してない

アイキャッチ画像とは真逆の寒さ(そして意味は特にない)なタイトルにしました。こんにちは。今回はこの曲について解説します。

チップチューンを作ろうとして、「chipsounds」というコンピュータチップをエミュレートしたプラグインを使い、ある程度原型を作ったものの他にもいろいろな音を使いたくなり、シンセサイザーや電子ドラムなど、コンピュータチップではない音源も使用し、最終的になんちゃってチップチューンとなったのがこの曲です。

画像は「ぱくたそ」から無料でもらってきたものをドット絵風に加工しました。

この曲を作ろうと思った原動力は、「ショベルナイト」というファミコン風のインディーゲームのとある夕焼けなステージに感動したからです。感動というとなんだか月並みな表現なのでどこか薄べったく聞こえてしまいますが、ほんとに心を奪われたというか、こんなにも自分にささるゲームシーンがあったのかと。

ここだけの話、この「航海」は2社ほどゲーム企業にサウンドとしてインターンに出して、結果両方とも落ちています(曲名は出してない)。そして、とある作曲のプロに聴いていただいたところ、音がごちゃっていることを指摘されました。それ自体は成長に繋がるので、ありがたい指摘です。
まぁ、音楽理論も何も考えずに作り、当時EQという概念さえ知らなかったので、今であれば不要と思う周波数帯域もそのまま残っているため、やはりそうかと。

僕はコンピュータ、ゲーム、そして音楽の3つが大好きなので、質がどんなもんであろうとこの曲には愛着があります。
まぁ、これはただの言い訳かもしれないし、自分で作った作品にはやっぱりどうしても強い感情を抱き続けるものだと思うので、クオリティが低いことへの言い訳にならないようにします。

ちなみに「Final Battle」という最新の曲

の前半が「航海」のアレンジなのですが、上記に述べた点はいくらか改善できているのではないかと思います。後半の曲とFinal Battleについてはまた今度書きます。

今回は前回↓

前々回↓

と続き、社会についてのエッセイみたいな文章にはならずに、楽曲そのものについて書くことができました。

自分の曲についてあれこれ書くのがなんだかものすごく楽しいので、需要があってもなくてもしばらくはライナーノーツを書き続けていきます( ・∇・)

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