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自分の感覚を信じるために

僕は、自分の感覚を他人に委ねないようにしている。
他人の意見を聞くことはもちろんあるが、誰々(偉い人とか、ものしりな人とか)が言ってたからと、そのままは受け入れない。
必ず自分の中で咀嚼して、自分にとってどういう形で取り入れるのが良いのか考える。

逐一考えるので、効率は悪いかもしれない。
けれど、自分の中で消化することで、決断に自信が持てるし、長期的に見ればプラスだと思うのだ。
と書いてみて、僕はどちらかというと他人の意見は参考にはしまくってるなと気づいた。

基本的に僕は何か興味がある場合は、大量に本を読む。
例えば、最近は自分の中で二度目の投資ブームが来ている。
なので、2週間くらいで11冊くらいのお金にまつわる本を読んでいる。
今も3冊並行して本を読んでいるし、図書館で予約待ちしている本は10冊以上にも登る。
You Tubeも投資関連の参考になりそうな動画は、片っ端から見ている。

最初は何もわからない状態なので、簡単な入門書から入る。
その上で、自分がより興味がある部分だったり、得意そうな部分を深掘りする。
仮に読み始めた本や見始めた動画があっても、合わなそうなら途中で止める。
学ぶことが沢山あるので、自分に合っていないもので時間を浪費する暇がないからだ。

知識を入れるだけでは仕方がないので、並行して実践もする。
投資については、ネットに繋がっていればいつでも出来る。
実際のお金が動く訳なので、リスクは最小限に考えつつ、試しにやってみる。
学んだことと現実の違いや、実は分かっているつもりなのに勘違いして覚えていたこと。
他にも、実際にやってみて勝手の違うところなどを学んでいく。
その上で、必要なスキルや知識について改めて考えて、学びの方向性を変えていく。

知識自体は、外から仕入れるが実際にやってみたりして、自分の中で一つひとつを咀嚼していく。
そうそう、そもそも僕は入門書を何冊も読むので、結構作者にとっては言っていることが違ったりする。
そういうのも大切で、同じ意見なら大多数が正しいと思っている訳だし、違う意見ならどちらが合っていそうか自分で考える。
投資なんかは資質や性格などが重要な分野(これは複数の本でも書いてある)なので、自分に合ったものを探すことが必要だ。

先人が書籍という形で色々まとめてくれているので、そこは有り難く使わせてもらう。
既に結論が出ている所から、全部自分で考えるのは無駄だし、正直時間が足りない。
ただ、それを盲目的に信じるのではなく、自分の中で咀嚼したり、合う方法を探したりすることで、カスタマイズしていく。
自分なりの性格や癖、できることできないこと、そういった差分を見極めながら、少しずつ残るものと捨てるものを精査する。

だからこそ、自分の選択に自信が持てる。
その上で、自信があるからこそ、それが通用しない時に課題が明確に見える。
課題さえ発見できれば、今度はその課題を解決するための方法を調べたり、考えたりする。
練習を積み重ねて納得がいくまでになったら、また自信が強固になる。
そういう事の繰り返しが大事だと思っている。

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