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【FC東京】2022年全選手レビュー Vol.2

全選手レビュー、後半戦。
IHから前線編です。

前半はこちら

対戦よろしくお願いします。

5.インサイドハーフ 5+1名

No.31 安部 柊斗(Shuto Abe)

J1 30試合4得点 ルヴァン 2試合1得点 天皇杯 2試合0得点
計 34試合3得点

出場時間
J1 2133分 ルヴァン 180分 天皇杯 210分

先発回数
J1 25回 ルヴァン 2回 天皇杯 2回
ベンチ入り回数
J1 5回 ルヴァン 0回 天皇杯 0回

東京の心臓。足元も少しずつ上達し、今季は得点力も上がり、その地位は盤石かと思われましたが。
川崎から塚川を補強されたことにより、勢力図が変化。序列が2.5番目くらいに落ちてしまいました。それでもA柏戦やA鹿島戦では途中出場からいずれもゴールを決め、存在感は増しています。
東京に来てからは順調だっただけに、ついに試練が来たか、という印象。きっと超えてくれるでしょう。技術と視野が身に着けばすぐにでも、、、。


No.35 塚川 考輝(Koki Tsukagawa)

J1(川崎) 9試合0得点  J1(東京) 12試合2得点
ルヴァン 0試合0得点 天皇杯 0試合0得点
計 21試合2得点

出場時間
J1(川崎) 190分 J1(東京) 772分 ルヴァン 0分 天皇杯 0分

先発回数
J1(川崎) 0回 J1(東京) 10回 ルヴァン 0回 天皇杯 0回
ベンチ入り回数
J1(川崎) 13回 J1(東京) 2回 ルヴァン 0回 天皇杯 0回

7月22日に川崎フロンターレから完全移籍加入。何の噂もなく完全にノーマークなところだったので非常にびっくりしました。
元々の高い守備強度や、川崎で鍛えられた止める蹴るを遺憾なく発揮し、安部からスタメンの座を完全にとまでは言えないまでも奪い取りました。
アンカーとして補強したのかと思いましたが、東京ではインサイドハーフがかなりハマっています。
気になるのは途中交代の多さ。5人交代なので確かに替える場所ではあるんですが、今季は必ず川崎では途中出場、東京では途中交代をしています(川崎では序列の関係もかなりありそうですが)。H横浜戦では足をつっていましたし、ゲーム体力的には本調子ではないのかもしれません。
来季はフルで見たいですね。あとアディショナルタイムでの劇的弾も。


No.43 梶浦 勇輝(Yuki Kajiura)

J1 3試合0得点 ルヴァン 4試合1得点 天皇杯 1試合0得点
計 8試合1得点

出場時間
J1 144分 ルヴァン 139分 天皇杯 45分

先発回数
J1 2回 ルヴァン 1回 天皇杯 0回
ベンチ入り回数
J1 2回 ルヴァン 3回 天皇杯 1回

ルヴァンカップでの活躍が功を奏し、少しではありますがリーグ戦に絡むことが出来ました。A浦和戦では失点につながるミスを犯してしまったものの、その前のH札幌戦では非常に良い動きでフル出場をつかみ取りました。
上の壁は厚く、さらに補強などもあるかもしれませんがめげずに頑張ってほしい。個人的に推している若手選手です。
ちなみに、IHはレンタルに出さないでほしい派です。WGやCFは良いと思いますが、ここはチームでしっかり育成してほしいです。


No.44 松木 玖生(Kuryu Matsuki)

J1 31試合2得点 ルヴァン 0試合0得点 天皇杯 0試合0得点
計 31試合2得点
U-21日本代表🇯🇵
日本代表トレーニングパートナー 

出場時間
J1 2433分 ルヴァン 0分 天皇杯 0分

先発回数
J1 28回 ルヴァン 0回 天皇杯 0回
ベンチ入り回数
J1 3回 ルヴァン 0回 天皇杯 0回

化け物ルーキー。ルーキー?本当に?
補強があろうがなんのその。安部をベンチに追いやり出場時間も追い抜かしました。
ボールも奪えます、繋げます、ターンも出来ます、運べます、FKも蹴れます、ミドルも打てます。なんだこいつ。もっと点取ってたらもう今年で海外行ってたかもしれませんね。
横浜戦での退場を活かし、それ以降は危険なタックルによるカードは減少。改善するのが早すぎる。
気になるところとしては、相手のFKの時にすぐボールから目を離しちゃうところですね。最初の方はちゃんと前に立ってたように思えたのですが。A名古屋戦のやらかしです。H川崎戦でも割とすぐ渡しちゃってましたね。ここは経験か。東がこういうのは上手いですね。
来季はもっと得点に絡んでほしいですね。そしてどでかく羽ばたいてほしいです。
みんな!早めにユニ買っとこうな!


※ No.2 アルトゥール・シルバ(Arthur Silva)

J3(富山) 16試合2得点 天皇杯 1試合0得点
計 17試合2得点

出場時間
J3(富山) 843分 天皇杯 64分

先発回数
J3(富山) 10回 天皇杯 1回
ベンチ入り回数
J3(富山) 9回 天皇杯 0回

10節から18節まではスタメンが続いていましたが、突如ベンチへ転落。
出たり出なかったりスタメンだったりと、位置づけが分かりません。
2G2Aなので活躍してなくはないと思いますが、外国人枠を消費していることを考えると少し物足りないかもしれません。
戻さない(というか戻せない)と思いますが、今後はどうなるか。
そもそもJに残るのかもちょっと疑問って感じです。


6.左ウイング 3名

No.7 三田 啓貴(Hirotaka Mita)

J1 16試合0得点 ルヴァン 5試合1得点 天皇杯 0試合0得点
計 21試合1得点

出場時間
J1 343分 ルヴァン 407分 天皇杯 0分

先発回数
J1 2回 ルヴァン 5回 天皇杯 0回
ベンチ入り回数
J1 15回 ルヴァン 0回 天皇杯 0回

特別指定時代を除けば、J1での出場時間は過去最少。
厳しいシーズンとなりました。
守備ではやはりボールを追ってしまうので、IHで出場時はある意味守備を捨てて攻撃を重視した配置になります。WGの時も割と守備負担は増しますが。
京都戦の得点に繋がったミドル等、ポジティブな要素もありましたが、シーズンを通して定着をすることは出来ず。
最終戦やファン感ではわりと思い詰めている表情だったように見えたが、、


No.15 アダイウトン(Adailton)

J1 31試合12得点 ルヴァン 2試合0得点 天皇杯 2試合2得点
計 35試合14得点

出場時間
J1 1680分 ルヴァン 117分 天皇杯 180分

先発回数
J1 17回 ルヴァン 1回 天皇杯 2回
ベンチ入り回数
J1 14回 ルヴァン 1回 天皇杯 0回

スペース大好きアダイウトン。チーム得点王。
J1でのキャリアハイとなる12得点おめでとうございます。
出場時間こそ昨季から大きく減らしたものの、しっかりと得点を稼いでくれました。
ちなみに、先発時の得点数は7点、途中出場時は5点なので、先発時の方がアダは効いています。もちろん得点がすべてではありませんが。
とにかく言いたいことはただ一つ。
残留してくれ。。。
来季は彼以外も得点ランキング上位に食い込んでほしいです。


No.45 安田 虎士朗(Kojiro Yasuda)

J1 1試合0得点 ルヴァン 2試合0得点 天皇杯 1試合0得点
計 4試合0得点

出場時間
J1 7分 ルヴァン 79分 天皇杯 25分

先発回数
J1 0回 ルヴァン 1回 天皇杯 0回
ベンチ入り回数
J1 2回 ルヴァン 1回 天皇杯 2回

A浦和戦ではベンチに入ったものの、出場はA清水戦のみ。
J1は甘くありませんでした。なんか怪我してたんだっけ?うろ覚えですが。
来季はレンタルになるんじゃないかと思います。
沢山出場して試合勘を養ってほしいです。


7.右ウイング 5+2名

No.17 紺野 和也(Kazuya Konno)

J1 30試合2得点 ルヴァン 3試合0得点 天皇杯 2試合0得点
計 35試合2得点

出場時間
J1 1119分 ルヴァン 192分 天皇杯 134分

先発回数
J1 13回 ルヴァン 3回 天皇杯 1回
ベンチ入り回数
J1 18回 ルヴァン 0回 天皇杯 1回

覚醒ならず。
スーパーミドルは見せてくれましたが、2G2Aは少し寂しい。H川崎戦のようなアシストのアシストもあるんでしょうが、それでも寂しいですね。
ただし、今までと比べれば格段に出場時間が伸びているのは事実。チームのプレースタイルとは合致しています。
対策されてしまった今季。来季からは西堂、荒井がライバルとして入ってきます。
バチバチのスタメン争いを楽しみにしています。


No.20 レアンドロ(Leandro)

J1 20試合5得点 ルヴァン 0試合0得点 天皇杯 1試合1得点
計 21試合6得点

出場時間
J1 1090分 ルヴァン 0分 天皇杯 120分

先発回数
J1 11回 ルヴァン 0回 天皇杯 1回
ベンチ入り回数
J1 9回 ルヴァン 0回 天皇杯 0回

国立でゴラッソしか決めない男。
しかし、フリーキックの精度は最後まで戻らず。最後は枠には行ってましたか。しかしゴールは奪えませんでした。
独特のリズムでボールを回すことが出来ますが、今までよりはロストが多かった印象。
また好不調の波も激しく、試合から消えてしまうことも割とあったように思います。
また凌磨とも相性が良くなさそう、とも言われていますね。わかるなーとも思いつつ、記録を見ると点取ってるのは凌磨と一緒に出てるときの方が多いという。相性が悪いわけではないみたいですね。
来季は本領を発揮してほしいです。


No.23 渡邊 凌磨(Ryoma Watanabe)

J1 30試合6得点 ルヴァン 5試合0得点 天皇杯 2試合1得点
計 37試合7得点

出場時間
J1 1948分 ルヴァン 293分 天皇杯 155分

先発回数
J1 23回 ルヴァン 3回 天皇杯 2回
ベンチ入り回数
J1 7回 ルヴァン 2回 天皇杯 0回

まさにアルベルチルドレン。
初のハットトリックおめでとうございます。
今年は大きなけがもなく、充実したシーズンだったんじゃないでしょうか。
もうなんか逆に書くことがないですね。
オウンゴールは気にすんな。多分気にしてないけど。
あと佳穂呼んできて。


No.36 西堂 久俊(Hisatoshi Nishido)

出場無し
デンチャレ関東選抜A

出場時間
J1 0分 ルヴァン 0分 天皇杯 0分

先発回数
J1 0回 ルヴァン 0回 天皇杯 0回
ベンチ入り回数
J1 0回 ルヴァン 0回 天皇杯 0回

早稲田大学から来季内定のレフティー。
負傷に見舞われ、チームは降格し、こちらも満足いくシーズンを送ることは出来ませんでした。
早稲田ではメンバー外が続いているようです。どこまで負傷の影響が残っているかわかりませんが、まずはしっかり治して、合流してほしいですね。
ライバルはいっぱいいるぞ。


No.48 荒井 悠汰(Yuta Arai)

J1 0試合0得点 ルヴァン 3試合0得点 天皇杯 0試合0得点
計 3試合0得点
U-19日本代表候補🇯🇵

出場時間
J1 0分 ルヴァン 139分 天皇杯 0分

先発回数
J1 0回 ルヴァン 1回 天皇杯 0回
ベンチ入り回数
J1 1回 ルヴァン 2回 天皇杯 0回

昌平高校から来季内定のレフティー。
太ももの筋肉がやばい。
プリンスリーグ、埼玉選手権予選では絶賛無双中。決勝も頑張れ。
怪我しない程度に選手権を優勝してほしい。


※ No.8 高萩 洋次郎(Yojiro Takahagi)

J1(東京) 3試合0得点 J2(栃木) 15試合1得点 
ルヴァン 4試合0得点 天皇杯 1試合0得点
計 23試合1得点

出場時間
J1(東京) 63分 J2(栃木) 754分 ルヴァン 199分 天皇杯 45分

先発回数
J1(東京) 1回 J2(栃木) 9回 ルヴァン 2回 天皇杯 0回
ベンチ入り回数
J1(東京) 3回 J2(栃木) 7回 ルヴァン 2回 天皇杯 1回

7月11日に栃木SCへ期限付き移籍。J2に高萩はちょっとバランスブレイカーなんじゃないですかね。
しっかりと年1も決めています。
おそらくこのまま完全移籍へ移行するでしょう。東京で引退してほしかったですが、こうなったらいけるところまで行ってほしいですね。
いけるところってどこだ。


※No.14 内田 宅哉(Takuya Uchida)

J1(名古屋) 18試合0得点 ルヴァン(東京) 1試合0得点 天皇杯 3試合0得点
計 6試合0得点

出場時間
J1(東京) 0分 J1(名古屋) 668分 ルヴァン 67分 天皇杯 270分

先発回数
J1(東京) 0回 J1(名古屋) 4回 ルヴァン 1回 天皇杯 3回
ベンチ入り回数
J1(東京) 1回 J1(名古屋) 15回 ルヴァン 0回 天皇杯 0回

3月28日に名古屋グランパスへ期限付き移籍。スタメンに定着とまでは行かないものの、しっかりと試合に絡んでいます。名古屋サポからの評価も高かったように思います。あっちではIHで出てるみたいですね。
このまま完全移籍へ移行かなーと思っています。戻すならSB?


8.トップ 3+1名

No.9 ディエゴ・オリヴェイラ(Diego Oliveira)

J1 30試合4得点 ルヴァン 1試合0得点 天皇杯 0試合0得点
計 31試合4得点

出場時間
J1 2178分 ルヴァン 27分 天皇杯 0分

先発回数
J1 27回 ルヴァン 0回 天皇杯 0回
ベンチ入り回数
J1 3回 ルヴァン 1回 天皇杯 0回

10月13日に帰国が発表。2試合を残して彼のシーズンは終わりました。
股関節の痛みに耐えながら頑張ってくれた俺たちのディエゴ。
ボールがなかなか足につかず、相手からはファールを受けて倒され、ゴールは取れず。。。もどかしいシーズンだったと思います。
来季頭からパーフェクトなディエゴが見れることを期待しています。


No.19 山下 敬大(Keita Yamashita)

J1 15試合0得点 ルヴァン 5試合0得点 天皇杯 1試合0得点
計 14試合0得点

出場時間
J1 228分 ルヴァン 411分 天皇杯 61分

先発回数
J1 1回 ルヴァン 5回 天皇杯 1回
ベンチ入り回数
J1 19回 ルヴァン 0回 天皇杯 0回

人生初の屈辱のシーズンだったのではないでしょうか。
リーグ戦、カップ戦含めてノーゴール。今までとは出場時間が格段に違うのは理解していますが、これでは厳しい。
シーズン中盤には外国人を補強され、シーズン終盤にはサイレント負傷。
来季こそはたくさん点を取ってほしいですね。
気になる点としては、意外と収まらないところとポジショニング。そこ入って来いよ!ってところには入れてなかったり、貰おうとしている位置はオフサイドだったりというのが目につきました。
なんかこれ、ツートップなら解消するんだろうなぁ、、、


No.22 ルイス・フェリッピ(Luiz Phellype)

J1 12試合2得点 ルヴァン 0試合0得点 天皇杯 0試合0得点
計 12試合2得点

出場時間
J1 451分 ルヴァン 0分 天皇杯 0分

先発回数
J1 3回 ルヴァン 0回 天皇杯 0回
ベンチ入り回数
J1 9回 ルヴァン 0回 天皇杯 0回

7月23日にスポルティングCPから期限付き移籍。
10ゴールで買取義務が発生するらしいですが、そこまでは至らず。半年なのか1年なのかわからんな。
試合には出場していたものの、彼の良さはほとんど活かすことは出来ませんでした。
終盤のA名古屋戦、H川崎戦では少し前線から降りてきてプレーすることが増加。技術の高さと体の強さを活かしてボールを収め、少しずつ適応していることを示しました。
来季も東京なのかは正直わかりませんが、来季はなんか爆発してくれる予感は少なからずあります。
もっとクロスを上げてあげたいですね。


※No.42 野澤 零温(Leon Nozawa)

J3(相模原) 5試合0得点 天皇杯(神奈川県予選) 1試合0得点
計 6試合0得点

出場時間
J3(相模原) 68分 天皇杯 90分

先発回数
J3(相模原) 0回 天皇杯 1回
ベンチ入り回数
J3(相模原) 7回 天皇杯 0回

15節を最後にぱったりと試合に絡めなくなってしまいました。
27節に10分ほど出場しましたが、またすぐにベンチ外へ。
フィットすることは出来なかったようです。
来季は別チームへレンタルか。


完全移籍組

No.11 永井 謙佑(Kensuke Nagai)

J1(東京) 20試合0得点 J1(名古屋) 13試合4得点 
ルヴァン 1試合0得点 天皇杯 2試合0得点
計 試合得点

出場時間
J1(東京) 1057分 J1(名古屋) 862分 ルヴァン 63分 天皇杯 75分

先発回数
J1(東京) 12回 J1(名古屋) 11回 ルヴァン 1回 天皇杯 1回
ベンチ入り回数
J1(東京) 8回 J1(名古屋) 2回 ルヴァン 1回 天皇杯 1回

けんすーは本当に頭のいいお方。しっかりとしてやられました。
東京では試合にこそ出場していたものの、得点を奪うことは出来ず。
自分の主戦場であるCFで得点を取るために、かつての恩師がいる名古屋グランパスへ7月11日に完全移籍。かつての黄金期の功労者は移籍金を残して去っていきました。
4ゴールを挙げ、自分の適性はここだ、と叫んでいます。
頑張ってほしいですが、もう東京戦では頑張らなくていいです。


No.40 平川 怜(Rei Hirakawa)

J1(東京) 0試合0得点 J2(熊本) 11試合2得点 
ルヴァン 4試合0得点 天皇杯 0試合0得点
計 15試合2得点

出場時間
J1(東京) 0分 J2(熊本) 724分 ルヴァン 132分 天皇杯 0分

先発回数
J1(東京) 0回 J2(熊本) 8回 ルヴァン 1回 天皇杯 0回
ベンチ入り回数
J1(東京) 1回 J2(熊本) 4回 ルヴァン 4回 天皇杯 0回

8月10日にロアッソ熊本へ完全移籍。
東京で開かなかった才能のつぼみが遠い九州で開こうとしています。
35節からは完全にスタメンに定着。2Gを挙げ、入れ替え戦でもあと一歩のところまで来ました。
京都を倒し、古巣に元気な姿を見せられるか。


9.監督

アルベル・プッチ・オルトネダ(Albert Puig Ortoneda)

J1 34試合14勝7分13敗 ルヴァン6試合1勝2分3敗 天皇杯2試合1勝1敗
計 42試合16勝9分17敗

通算成績こそ負け越したものの、リーグ戦ではしっかりと勝ち越し。
自分はリアリストである、という言葉通り決して理想だけを追い求めず、ある程度堅実に勝ち点を積み重ねました。

180度違う前体制から80%近くの選手が残っている状態だったので、ここまで勝ち点を積み重ねられるとは思いませんでした。
監督の手腕と選手たちの頑張りのおかげですね。

自身をリアリストと評するだけあって、スタメン選びは基本的に堅実。しっかりと活躍した若手を起用することは少なからずありましたが、自身の中の基準を超えない選手は基本的には使われませんでした。

おそらくその基準はインテンシティ。球際等でしっかりと戦えるメンタルとコンディションがある選手のみがスタメンとして選ばれていた印象です。
その次はまあ戦術的な理由でしょうか。

まあつまり筋肉は大事ということです。
パワー。

シーズン中から補強について言及していました。
鳥栖の小泉が噂されていますが、実際にアルベル的補強ポジションはどこなのでしょうか。
サイドバック?アンカー?IH?CF?
いずれにせよ、アルベルの希望する選手が出来るだけ多く補強出来ることを願っています。


10.総括

FC東京

J1 6位 14勝7分13敗 46得点43失点
ルヴァン杯 グループステージ敗退 1勝2分3敗 4得点6失点
天皇杯 3回戦敗退 1勝1敗 4得点3失点

ギリ上位。中位では無い(断言)
戦術浸透の年でこれは素晴らしいてすね。僕の予想は9位だったので、予想より上を行ってくれました。

先制時の勝率は脅威の100%。
逆に被先制時の勝率は12%程。点を取って引いてきた相手に対してどうするか、というのはわかりやすい今後の課題となりました。

今季頭から補強した中で、クバ、木本、エンリケ、松木
夏に補強した木村、塚川、フェリッピと、しっかりと活躍しています。
この調子でしっかりと合う選手を補強出来れば、もっともっと上に行けるはずです。
今期も期待大ですね。

曰く60%まで来た完成度。80%まで高める来季。
本人は優勝について一切明言しませんが、サポーターは優勝、少なくとも今季以上を求めるでしょう。
どこまで戦術を浸透、及び完成度を高め、結果を出すことが出来るか。
正直なところで言えば、ACL圏には行きたいですね。


おわり。
思ったより監督のリリースが早かったので急ピッチで書き上げました。
所々雑かもしれないですがご容赦ください。

永井、高萩といったチームの功労者がシーズン途中に去り、これが改革か。と痛感した人も多かったはず。
今年は辛い別れも多いかもしれませんが、前をむいて旅を続けなければいけません。
その先にある栄光をめざして…

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