幼さ、若さ、自分らしさ。
395回目です。φです。
今日は歯科に行ったのですが、前は待合室に詰め込まれていた患者さんたちが、私ともう一人だけ。完全予約的な感じにしているのかなぁ。
ゴーグルをつけた看護師さんを見て、「これからこの状態が普通になるのかなぁ」と思いました。これが「新しい生活様式」になっていって、溶け込んでくるのだろうか。
しかしながら、新しいものが生まれたら同時に考慮しなければならないのが、「環境問題」だと私は思います。
殺菌、滅菌、それらをどの家庭でも行えるような器具が生まれたら、使うごとに増えていくゴミの量が減ると思う。今、人が経済活動をストップしたことで綺麗になった空気ですが、廃棄物は増えてしまいました。環境問題は解決していない。
マイタンブラーが使えなくなって、「環境は人の二の次なんだなぁ」としんみりと思いました。人の安全が確保された後に、環境へ目が向けられることを祈るばかりです。
さて、今日は小学生の子どもたちがドラッグストアで楽しそうにしていたのを見て、少し思ったことについて書こうと思います。
大人の「幼さ」って求められるのですか?
幼さ。幼いことです。明鏡国語辞典曰く、「幼い」とは
1.(人や動物が)未成熟な段階にあるさま。小さい。幼少だ。
2.考え方・行動などが幼稚で世間知らずである。未熟だ。
だそうです。
成熟していないことですね。さくっと言うと。しかしながら、なんとなーく求められているような気がします。幼さ、というか。若さよりももっと年少のものを。私の意見ですが、特に女性に。
現在、アンチエイジングとか、色々と若さにフォーカスしたものがあふれていると私は感じます。老けて見えないように、とか。そりゃあ老けた印象よりも若い印象の方が良いかもしれないけれども。
なんというか、私の意見ですので「それは違う」と思う方もいると思います。とある人が年齢について語っているなぁという認識で、読んでくだされば幸いです。
若さとは何か?
私は、健康的なことだと思っています。年齢云々より、心から楽しんでいるか、好奇心は忘れていないか、体が自然な動きについていけるか、ちゃんと動けるか。好きなものはあるか。
どれもこれも、心身共に不健康なら難しいことです。私は健康を害したことがあるから、難しいと断言します。体は元気で心だけ不調であっても、心は元気で体だけ不調であっても、不具合が出ます。何かをしても「なんだかなぁ」とすっきりしなかったり、そもそもやる気が低下していたり。
心も体も健康ではないと、意欲が湧かない。私はこの意欲が湧かない状態が不健康で、それによって若さも奪われていくと感じる。
年齢で定義するのは好きではないけれど、ご高齢の方でも若々しさのある方は目が輝いています。心が常に楽しみを求めていて、それについていける体力がある。その様子を私は見て、「若さってこういうことなのかもしれない」と思います。
私は例えば50代の人が、努力して30代に見せようとすることは「若い」とは考えにくい。なんというか、違う気がするのです。
今は廃れた(?)かもしれないけれど、「美魔女」というものがありましたね。年齢を全く感じさせない女性のことを称した言葉。
私は彼女たちを雑誌で見て、確かに肌もハリがあって綺麗、と思いました。けれど、それは自然な美しさなのかな、と疑問に思ったり。
人は歳を取ります。数えなければ取らないかもしれないけれど。まぁ生年月日という概念があって、それによって証明できることがたくさんあるので、ほとんどの人は知っているでしょう。知っていても数えないかもしれないけれど(笑)
歳を取ると共に、成熟していく。当然です、それだけの時間を生きているのだから。老けるとかじゃなくて、成熟していく。人として完成されていくと私は思います。心であったり、魅力であったり。時間が経つごとに「自分」が洗練されていく。
その集大成が、その人の人生なのだと思う。歳を取ったのではなくて、完成されていくだけ。
しかしながら、とある人と話をしていて意見が全く異なることを知りました。幼く見せることで若く見せる。声を高くして子どもの声に近づけて話す、とか。洋服も年齢層を意識して選んだり。
若く見える、幼く見える、が最大の賛辞だそう。ふむ。
私は幼く見える、とか若く見える、とか言われたらショックだなぁ。実際、オンライン英会話中には「そんな歳なの?!」とよく言われて地味に凹みます(笑)
理由なしに実際の年齢より若く見られると…「なめてる?」と思ってしまったり。
ですが、肌のきめが云々、と言われるので、それは嬉しいけれども。私はスキンケアが好きで、かれこれ10歳くらいからはスキンケアを欠かさずにしているのですよ。意外?(笑)
余談ですが、スキンケアは開始が早ければ早い程後々効果が出てくると思います。生まれ持ったものもあるかもしれないけれど、ケアって大事です。私は栄養失調とか色々あったけれど、それでも肌トラブルを抱えることなくやってこれたのはケアのおかげだと思う。
シンプルで良いのです。ちゃんと洗って、保湿。日焼けは避ける。栄養のあるものをバランスよく食べる。それだけです。たっかいお化粧品よりも、シンプルで基本的なケアが大事。
私なんて温泉で売られている温泉水の化粧水とニベアだけです夜のケア。時々ニベアをスチームクリームにするくらい(笑)
一生付き合っていく肌なのだから、ちゃんとケアする。剥がせないしね!脱ぎ着できないしね!(笑)
さて余談終了。みなさん、スキンケアは大事ですよ!皮膚がん予防のためにも、最低限のケアは怠らず~!
若く見える、よりも「洗練されている」「成熟している」方が私には嬉しい賛辞です。それだけ経験を得たことを自分で証明できているから。得たものがなければ、洗練もできません。自分らしさもぶれてしまうと思う。
けれど、色々なものを見ても「幼さが求められているのかな?」と思うときがある。それは絵であったり、写真であったり、と色々な媒体で描かれるものを通して感じる。「子ども?」と思う大人の方がいいのかなぁ、と思ったり。
まぁ、私の意見ですが。居合で金属に興味を持って、「いぶし銀の人間になりたい…!」と誓ったような私の意見ですが。あら変わった子(笑)
無理して年齢を気にして、外見を気にするよりも自分らしさを追求して、自分にしか出せない魅力を引き出してほしい。魅力に気づいてほしい。それを大切にしてほしい。私はそう願います。その魅力が世間とはちょっと違う、と自分で思っても、人から言われても、それを自分が愛せるならそれでいいと私は思う。個性があってこそ自分らしさがあるのです。
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