見出し画像

仕事と障がい、そして難病。

786回目です。φです。

先日カーテンを買いました。写真を撮るには、今のカーテンだったら色が悪いと言うか、私の髪色と一体化するというか…ちょっと気分も変えたいしね、という理由もあって、勢いのまま購入。

時々noteに書いているように、ビジネスを自分のペースで進めています。サロンに入って、起業あれこれを学びながら。

本日はこのビジネス云々…というか”仕事”と難病や障がいについて書こうと思います。

なかなか難しいねぇ、と思いながら日々を過ごしています。


誰かに雇われるために必要な体力も私には多分ないし、やってほしい配慮も求めるには難しい。

自分がやりたい仕事、提供したいサービスがある。手助けしたい人も思い描いている。

そういう状況で、私はビジネスを進めているわけです。雇われるのが本来は簡単な道のりで、やりがいはあったとしても困難な道が起業だ。

私はそう思います。誰かに雇われる程簡単なものはない。

税の管理だって、保険だって、なんだって。「〇〇で働いています」というと信用が得られやすいしね。その名前が大きければ大きい程。

ひっくるめて、雇われること程楽なものはない。人間関係だとか、労働時間や待遇だとか。いろいろな”楽じゃない”要素はあるだろうけどね。

そんな偉そうなことを言っていますが、私は雇われるのが困難なので”楽”とも言えないのが現状だったりする(笑)

まぁそんなこんなで、必死に働くことと向かい合っているわけです、私。

サロンで学ぶとき、どうしても他のメンバーのペースについていけないことがある。

私は感覚過敏だ。睡眠障害だ。生きているだけでなぜか体力を消費するし、回復する時間もなぜかない。

眠れない日が続くと、当然体力も落ちるし、気力もなくなる。ほんの少しの作業にだって疲れ切ってしまって、半日動けないって日もある。1時間の作業で2・3時間の休憩が必要、なんてざらだ。

「まぁそんなもんだよ」と割り切ってしまえばいい、自分のペースでやっていい。

そう思っているけれど、やっぱり焦燥感というものは私にもある。

「どうしてできない?」がまとわりついたみたいになって、気分が落ち込んだりもする。落ち込んだ自分を自覚して、ちょっと笑ってしまう。落ち込んでもしょうがないのにね。

サロンの主催者に、数度悩みを相談したことがある。体力面が厳しい、提供するサービスを変えた方が良いだろうか、とか。働けないときにできることって何か、とかね。

メンバーを思いやってくれる主催者なので、律義に応えてくれる。それを読んで勇気づけられたことだってあるし、状況を変えるきっかけになったりもする。

けれど、根本的な部分でどうしても伝わらないことももちろんある。それが健常者と私との、埋められない溝なのだろうと思う。

体調が優れないのなら、完全に頭だけ使う仕事で働くことを考えればいい。

そう言われたこともあった。確かに、それはそうだと思う。体に問題があるのなら、頭を動かせばいい。

けれども、頭を働かせることすら難しい体調の悪さもまた存在する。目を開けていられないときだってある。目を開けられても、文字が文字として見えないときだってある。

文字が文字にならないって何。そう言われたことも何度もある。この主催者には伝えていないけれど、色が跳ねて見えない、文字が文字と認識できない、そういった悩みは伝わりにくい。

そこが溝で、埋めるには長い時間が必要で、お互いに歩み寄ることが必要なんだろうなぁと思う。

その溝を感じながらも、主催者には「ゆっくり進めていきます。」ということを伝えている。周回遅れになるかもしれないし、最初に設定されていた”結果が出るまでの期間”も大幅に延びるだろう。

私の葛藤の期間も延びるだろうと思う。延びた分が私の成長につながることを願うばかりです。悲観的に受け止めても、楽観的に受け止めても同じ期間なのだから。楽観的にしよう。


そんなこんなを考えながら、ビジネスを進めています。健康に支障があると、ちょっと何かをするにも枷になったりする。それを改めて感じています。

「病気持ちが、健康ではない人が、それでも働くことをサポートする」、そんなサービスがあったらいいな、なんて思う。雇ってもらうことが難しい、それでも働かないと生きていけない。だからこそ、そのサービスがほしい。

私は健常者とそうではない人、と区別するのは好きじゃない。でも、その分け目には溝があって、埋めることは本当に難しいと思う。お互いに悩みだって違うし、解決策だって違う。

ちなみに最近、私はnoteをベッドの上で寝っ転がりながら書いていたりします。立っていたら目が回るようになってしまったし、ちょっと動くと立ち眩みだって起こるようになってしまった。すっかり休憩しながら書くようになってしまいました。

別に大病があるとかじゃなくて、積もり積もった寝不足だとかが影響しているんだろうけどね!夜中中聴こえる外の音がコロナでひどくなってから、すっかり睡眠時間は減って質も悪くなった。それが原因かなぁ。あと家のストレス(笑)


働けないから、自分でビジネスを立ち上げる。

そう思うようになって、小さなことから実行してみて、あと一歩、というところで。思うように働かない体に少々イラつきながら、亀の歩みで準備をしている。

どんな場面でも、健康ほど大切なものってないな、と思う。どんな選択肢をしても、必ず壁になってくる”健康”。

健常者と同じくらい働く。それは難しいから、体調を崩さずにある程度満足して働けるようにはなりたいものです。

障がい者で起業した人の特集でも見てみようかなぁ。ううむ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?