無意識に避けていたものと向かい合う
819回目です。φです。
Twitterで話題になっていた漫画を読みまして、やっぱりなぁ、と思うことがありました。私の理解力というか、受け取り方というか、苦手な部分というか。
その漫画は”もしも”のルートが”まるでそうなったかのように”描かれているシーンがありました。…多分!解説とかなかったから私の「なんでああなったんだろ~うーん、IFのルートだったってことかな??」という考えに基づいていますので、”多分”しか言えません!(笑)
そう、私は映画でもドラマでも、漫画でも、絵が入ってくるもので”もしも”のルートが描かれると、途端に時間軸が分からなくなる。結局はどっちの世界が正しいものなのか、それともどちらも正しくないのか、想像の世界かなんなのか…と分からなくなります。
小説だと、それなりに明記されていると言いますか。なんとなーく分かるんですよね描写で。ああこれは”もしも”のルートだなぁとか、登場人物の回想だとか考えだとか。
しかしながら、絵や動きが入ってくると分からなくなる。小物で分かるでしょ、や服装が違うでしょ、とか。それなりに「分からない」に対しての返事はもらってきました。
その返事を聴いて見返して、「まぁ…そうかも…?」レベルまでは理解できる。けれど、そこまでです。「分かった!」にはなれない。
なんでだろうなぁ、と思い、それは漫画で起こりやすいような、と思った。そして自分が唯一所有している漫画を久しぶりに見てみると、ちょうどそのシーンがあったのですよ。時間軸がずれるシーンが。
明らかに拝啓が変わって、雲が出てきて、「はいここから変わりますよ!!」と訴えまくっていました(笑)
まぁこの漫画は大人にファンもいるダークファンタジーだけれど、基本的には小学生~向けのもの。分かりやすさが重視されているのでしょう。あと作者さんも明確なものを好む傾向がありました。
その漫画を読み直して、「だから今まで『自分は時間軸のずれを理解できない』って分からなかったのか!自然と選んでなかったんだ!」と分かりました。
大人になってから、改めてそう思うことが増えました。聴覚が問題にならなかった理由や、眩しさに気づかなかった理由、感覚の違いも。自分でうまーく避けて通っていたようです。大人になって、それが許されなくなって、裂けられなくて、直面、そして直撃してしまった。大人の世界は厳しいからね(笑)
過去の”自分の好き”を振り返ると、分かることばかりです。自分が根本から好きなものはもちろん、他のことも「なぜ?」を問えば出てくる。不思議なものですね。子どものときの方が、きっと無意識に分かっている部分があるのでしょう。
たまには自分が昔好きだったものを見つめ直そう。そして自分を改めて見つめ直そう。そう思いました。
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