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「人一倍努力してできるようになったことは、あなたの才能ではなくむしろ弱点である」で受けた衝撃と自己分析。

りあです。「超一流のマインドフルネス」を読んでいて、「あ、はいそうなんですよね…」と思うことがありまして。あんまりにも正論だと私は思うので、紹介します。

 間違った才能とは、人一倍努力してできるようになったことだ。
 人一倍努力してできるようになったことは、あなたの才能ではなくむしろ弱点である。人一倍努力して人並だということとは、それだけ才能がない証拠なのだ。

超一流のマインドフルネス」(著:千田琢哉)

確かに。確かにとしか言えない。

そうなんですよね、実際努力なし(苦労なし)にできることって「才能」なんですよ。それがあまりにも自分にとって当たり前だから、才能と気づくのは遅くなってしまう、もしくは気づけないのだけれど。

私の例でも書いておきましょう。赤裸々に。…とか言いつつ、そこまで赤裸々ではありませんが…(笑)

私が無理せず、というかそれなしに生きていけないこと。

  • 毎日の筋トレ&ヨガ&ストレッチ(体のケア)

  • 栄養バランスを考えた食事を365日食べる

  • 毎日英語勉強をする

  • 毎日読書をする

  • 毎日スキンケアをする

  • 夜更かししない

つまり、美と健康を維持するためのルーティーンをこなせることは私の才能です。これが崩れたら「美が…美が遠ざかる…!」と私は危機感を覚えます(笑)

「自分基準の美しさ」という目的のためなら、まぁ毎日淡々と私は同じことを続けられるわけです。

ひとつのことを成すためにルーティーンを続けられる、という執着ともいえる行動は、私にとって「飽きた!」というものではありません。つまりは才能。

動詞では、以下のことが才能だといえます。努力した覚えはないから。

  • 目で見て、手を使って真似する(マッサージや物作り)

  • 調べものをして、目的のものを見つけ出す

  • 健康に関する知識や情報を日々取得する

  • 物を磨く

  • 動きを見て、人の体の癖を見抜く

  • 話し方からパーソナリティの特徴を掴む

  • その人に合った説明法をチューニングする

目で見て物事を掴むこと、知識欲があること。これらが特徴でしょうか。「物を磨く」は「え?」と思われるかもしれませんが、めちゃくちゃ得意らしいんですよ。加賀象嵌を体験しに行ったとき、職人さんから「石川県の美術学校で、研磨でも学びませんか?研磨師とかどう?」と誘われたくらい(笑)

反対に、私が「頑張る!頑張って身につける…!」と意気込んで、失敗しまくったことでも挙げておきましょう。これらの分野は、私はどう頑張っても足掻いても身につくことはありませんでした。

びっくりするほど覚えられないし、「え、面倒」「覚えたい…!覚えたいのに覚えない…!」のどちらかの葛藤を経た後、ぽいっと手放しました。もう無理って分かった(笑)

  • プログラミング関係を学ぶ

  • エンターテイメント関係に興味を持つ

  • 植物関係を覚える(花の名前やハーブの種類など)

  • ファッション関係を学ぶ(世界的に有名なブランド名を知る、流行に乗るなど)

  • 観光名所やインスタ映えスポットを知る

びっくりするくらい頭に入らないんですよ。すべてにおいて、そのジャンルに関わることがびっくりするくらい私にはできない。「よーし覚えるぞ」とか思っても、もうさっぱり。

ハーブティーとか覚えたいのに、全然頭に入りません。だから毎回ググっているのです。マッサージの種類とか違いとかの知識はすぐに頭に入るのに。解剖学はすぐに理解できたのに、アイドルの顔はひとりも区別がつきません。なんという大惨事でしょう。

さて、動詞を使って、私の「まったく才能がないこと」でも挙げてみましょう。

  • クリエイティビティを使って独自の料理を作る

  • 話す(レクチャーなど)

  • 予定外の行動に出る

  • 抽象的な表現をする

  • ビーズなどの小物を作る

  • 万民受けしそうなポスターなどを作る

まぁ、こんなところでしょうか。ゼロからイチを生み出すのが苦手感が漂いますね。あと「複雑なものが嫌」と遠回しに伝えているようなリストですね。

何を隠そう、私はデザインなどを考えようとすると「うーん。うーーん…白地に文字だけでいいでしょ!Simple is best!」と考え。色を選ぶときなんかも「え?色が微妙に違うの?いいでしょ原色で。カーマインとかバーガンディとかよくわかんない、赤でよろし!」なんて思ってしまう豪快野郎なのです。

あらやだ野郎とかよろしくない言葉遣いをしてしまいましたわ。豪快な趣味とでも言い換えておきましょう。

いやはや、私の長所短所はどうでもいいのですが、「人一倍努力してできるようになったことは、あなたの才能ではなくむしろ弱点である」ということはぜひ覚えていただきたいものです。

ついつい私たちは「努力したんだから、これでやっていくぞ!」と思いがち。すっごい残念ながら、努力したことは「苦手だったこと」なんですよねぇ…もちろん人に依りますよ。才能が開花する、ということもあり得ますしね。

「苦労したからこそ、今がある」という人もいるでしょうし。

余談ですが、私は「なぜこの料理がこの地域で良く食べられているのか。伝統料理なのか」ということはすっごい調べます。そして記憶に残ります。

例えば、ハワイの名物:マラサダはポルトガル人がもたらしたんですよ。自国が貧しくなったことでハワイに移住するポルトガル人がたくさんいて、ポルトガルの伝統菓子を作った。ポルトガルと言っても、マデイラとアゾレスにいたポルトガル人ですが。

食を知ると、文化や歴史が分かるんですよね。そこが私は面白いらしく、やたらめったら覚えます。「覚えよう!」と思ったことはありません。…これがプログラミングとかだったら役に立ちそうなのになぁ…(笑)

ものすごーく不思議なことに、私は「なるほど!そんな由来がある料理なんだ!食べてみたい!」にはならないという。「作ってみたい!」にもならないという。ただ情報を得て、喜んでいるだけ。食が趣味の人にとっては「なんで?!」状態でしょう。

さて、長くなりましたが「間違った才能とは、人一倍努力してできるようになったことだ。人一倍努力してできるようになったことは、あなたの才能ではなくむしろ弱点である」ということは覚えていてくださいね。きっと人生のどこかで役に立つ言葉でしょうから。

Have a thoughtful day.

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