感覚過敏と聴覚情報処理障害。ちょっとしたお困り。
340回目です。φです。
4月がやってきました。今日は新しい環境に飛び立つ方が多いかと思います。色々と大変なことになっている現状だけど、おめでとうございます。
新しいことに対して、喜びの感情を抱く人、不安に感じる人、良くも悪くも緊張する人、特になんともない人がいます。みんな違って当然だと思う。
新しいことには楽しいこと、困難なこと、出会ったことがないことに直面、いや直撃しますが、経験することって大切です。あまりにも手に負えないことを体験し続けるのは良くないけどね!
人生には「これが正しい」というルートはないのです。自分が歩いた道が自分の歴史になって、「これが私」になる。正しさとかは後々で考えればいいし、考えなくてもいいと私は思う。
振り返ったときに「私の集大成が人生だ!」になればいいんじゃないかなぁ。「あれをやっておけば」という後悔はないように。それだけを意識すれば、きっと素敵なものになります。
私も新しいスタートを今年中には!という思いがあります。社会的に(笑)
まぁまずはどこに行っても安心して生きていける場所になることを祈るばかりです。
さて、今日は何について書こうかなぁ。そうだ、テレビ番組観ていて困ることについて書こう。
テレビ番組を観るとき、どんな設定をしていますか?字幕はつけますか?音声だけですか?
私は音声+字幕。あまりテレビはつけないけれど、観るときはこの設定が必須です。これなしにテレビを観ていると、普通のニュースが大合戦になっていたりします(笑)
アナウンサー、めちゃくちゃラズベリーって連呼してる~なんだろう?と思って画面を見ると、選挙の話っぽい写真があったり。全く違うね!残念!みたいなことがほとんどです。
この聞き間違い、音声の大きさではどうしようもないのです。小さくしても、大きくしても、聞き取れる言葉は変わらない。
小さいな~大きくしようボリューム。…うるさいけど分からないしうるさくて音が割れる。うーん何て言ってるんだろう?という状態。
じゃあ字幕を素直につければいいじゃない…と思うでしょう。私もそう思う。
しかーし!残念なことに、字幕のボタンを押していても、字幕がない番組ってあるのです!しかも結構な数!
字幕がある方が少ないんじゃないかなぁ。私が観ようとする番組にはついていないことが多くて、とても困る。画像だったら分からないことばかりだから。解説とか。名前とか。
なので、私が興味があって猛烈に見たい番組は完全に他の音を消して、話している人の口の動きも情報として使って、なんとか見ようと試みる。理解しようと。字幕がない場合は。
けれども、残念ながら効果なし。固有名詞は聞き取れないし、「後でもっと深く調べたい!知りたい!」と思うものがあっても、固有名詞が分からないと調べようもないんですよね。私の頭の中にあるイメージをパソコンが調べてくれることは今のところ不可能だし。
番組の情報を調べてみても、詳しくは載っていないし、聞き取れていないから「どの言葉なんだー?!」となるわけです。聞き取れた単語だって、合っていることほっとんどないのです。正答率の低さは保証します(笑)
私は流れが分かっているとある程度は何とかなるけれど、これが聴覚障害の方だったら本当に困るだろうな、と思います。聞き取れない状態の私であっても、本当に困るのだから。
ラジオは耳からの情報を手に入れることが難しい人には、ほぼ不可能です。だからこそ、テレビが重要な情報源になります。新聞もパソコンもあるけれど。映像として情報を入手したい場合、テレビ頼りになるのは必然です。
まぁパソコンやスマホで手に入れられる、ネットの情報も動くときはあるけれども。全部が全部じゃない。
あとテレビ番組ならではのものだってたくさんあるしね。多分。
前々から情報を仕入れて、予約して、「さぁ観るぞ!」の高揚した心で「え、字幕ないの…なんて言っているんだろう…」となるのは慣れていても悲しいものです。何回も見直しても、聞き取れない単語って聞き取れないものです。
全部のテレビ番組で字幕がついて、字幕の色も選べたらなぁ。そう、私は字幕の色も苦手なことがあって、黄色や緑の文字だと眩しくて読みづらい。簡単なひらがななら、まだ眩しいながらに読めるけれど、漢字になると文字の形を分析しないといけないのですが、これに時間がかかって眩しさに諦めてしまいます。「も、文字が光って動く…!」みたいに(笑)
ラジオとも相性が悪い私だけど、テレビとも悪い。本も相性良いとは言い切れない。長時間読んでいると文字がどっか行っちゃうから!
本当の意味でもユニバーサルデザインってなんだろう。私はユニバーサルデザインでなければ生きていけない、という人ではないけれど、困っていることはたくさんある。困っている人はいると思います。ちょっとしたお困りレベルから、困ってどうしようもないってレベルまで。
感覚過敏があるというだけで、ちょっとしたお困りごとがたくさんある。この事実が広まって、誰もが快適に過ごせるものが多く生み出されるといいなぁ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?