読書で得たこと。
818回目です。φです。
昨日は完全にお休みデーにしまして、ひたすら本を読んでいました。2冊と1冊半読み終わって、一休み。
内容が私の関心を引き寄せるものだってので、あっという間に読み終わった。あっという間だけど、読み終わってからの心は充実。数時間経ったかな、と思って時計を見ると、案外時間は経っていなかった。
本は旅だ。私はそう思います。
今回読んだのは働き方を真剣に見つめ直して、自分のために、社会のためにどう生きていくかの夢を実現させた人たちの半生を描いたもの。もうひとつは通訳の仕事に関する本ですちなみに。
人がどの人生の地点で岐路に立って、ときには迷って、ときには一直線に走って、ときには止まって、を知りました。どれもドラマチック。ドラマチックだけど、それはフィクションではなく実在する人物が実際に歩んだ道のり。
そう考えると、どの人だって人生はドラマだ。映画だ。脚本に描かれるだけの価値があるものだ。
平々凡々な人生なんて実はないのかもしれない。劇的なものではなくても、誰もが岐路に立つ。決断をする。自分しか歩めない道を歩む。
私は現在迷走中です。あれをやったら上手くいかなかった、これをやったら問題に直面した。じゃあどうすればいい?を常に問い続けています。
けれど、これが全部失敗だとか、無駄なことだとかは思わない。きっとこれがいつかの私のためになる。あの時期もあったなぁ、と思う日も来るだろう。
人の人生をどんなに知っても、同じものを手に入れることはできません。憧れても、続こうと思っても、そっくりそのままにはならない。けれど、人の人生を読むことで得られるものは本当に多い。だからこそ、私は自伝が好きです。知っても意味がないし、辿ることはできないけどね。
「あの人のただの人だなぁ」と自伝を読むと思います。迷うことがあって、問題を抱えて必死に戦って、それでもやっていく。成功者と言われる人だって、ひとりの人間だと気付かされます。
もちろん先駆者や成功者たちに共通するものがあって、それは並みの生き方じゃ難しいってものもあるけどね!反対に、それさえ獲得すれば誰でも願った通りの人生になるのかもしれない。
今回の読書時間は、私に「やればできるかも!」の力をくれました。具体的に何ってわけじゃないけど(笑)
疲れたら読書。人の好みはあるだろうけれど、私はおすすめします。
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