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日本でもノルウェーでも大事なコミュ力

写真は学会で泊まったホテル。
えらく良いところでした。来年もここが楽しみ。

コミュニケーション能力?

定義ってあるんだろうか。
でも大体の人はなんとなくイメージできるのではないだろうか。
Wikipediaが何と存在しており、他者とうまく意思疎通を図る能力とか書いてある。
上手に人間関係を築けるとかそういうこともハマるのかもしれない。

日本でのめんどくさい文化

上下関係とかコロナ前だと強制の飲み会とかあったと思う。
部活動を由来としたものなんだろうか。
僕はとっても苦手で事あるごとに断りまくった思い出がある。
クラス会、部活、同僚、職場でのよくわからん飲み会等全て断れる範囲で断った。
帰宅部でした。
そんな僕を見た祖母はよく言った、社会性が成り立たない。

色々変えてくれた留学生達

うちの大学は留学生が多い方だった気がする。
なぜか留学生達と遊んでいることが多かった。
上下関係もなければ、共通の文化でもないから大っぴらになんでも話せて楽だった思い出だ。
大学時代の国際交流で色々教えてもらった。
国も文化も話す言語も違うけど、根底はただの人間関係だった。
今でも仲良くしているから驚き。

そのうちに社会人の集いへ

大学で留学生と遊んでいたら、次になぜか街に出ていった。
英語関連でイベントやっているところに頻繁に行ってこちらでも老若男女色々な人と関わることができた。
ここら辺のバランス感覚は今でもすごく生きていると思う。

日本の職場でのコミュ力

僕は決して優秀な研修医でも医師でもなかった。
むしろ出来の悪い医師だったと思う。
しかし、学生時代に積んだ経験は良かったと思う。
スタッフ間のコミュニケーションは比較的良い方だったと思う。
医療自体、一人ではできない仕事だから知識不足でもコミュ力で補ってしまえた自分という事と多くの人に支えてもらったという事実がある。
入局した際、先生方は僕を暖かく迎えてくれた。
直ぐに欧州に行くという条件も知っていたが、それを込みでも良いと言ってくれた。
僕の人間関係に対して心配はないとまで言ってくれた。

日本でやった仕事について

日本では多くの臨床疫学に触れさせてもらえた。
こちらは色々な機会を下さった先生方のご好意が全てだ。
一方で違う解釈をすると、色々な機会を貰えたということ。
やはり嫌な人間や働きたくない人間には機会は与えない。
僕自身の能力が決して高いわけでもないけれど、一緒に働いていて楽しいということがすごく大事なんだと思う。
機会が回ってくるかは、その人を好きになれるかということもある。
そして夢を追っている人を応援してくれる人だっている。

そしてノルウェーに来てみた

やっぱり基本的なことは同じだ。
にこやかに穏やかに仕事をしやすいと思われれば、優秀な人を紹介してもらえる。
気になっていてくれるし、将来に繋がるように色々お世話を焼いてくれる。
一緒に過ごしやすい人、面白い人と思ってくれたら、積極的に色々イベントにも紹介してもらえる。
誰かに好かれる能力ってすごく大事なんだと思う。
ノルウェー人の友人が出来にくいというのは一説だと思う。
大学なら、人を見つけていけば自然に友人も増えていく。
最低限、普通の人間として過ごしていて積極性があれば、案外なんとかなってしまう。

でもそれが出来ない人もいる

ノルウェーに来る人で会っていく中でいろんな人が勿論いる。
積極的にアウトゴーイングに行ける人、プライドが邪魔している人、自分のコミュニティーに埋まってしまう人。。。
積極的に元気に行ける人は才能だと思う。
能力がそこまでじゃなくても自然にこういう人には人が集まってくるし、性格が明るいから機会が与えられる気がする。
自分はこのパターン。
プライドが邪魔してしまうパターンは難しい。
プライドなんて持っていても邪魔なだけだと思う。
出来ないでーす、色々教えて!の方が可愛いし、皆教えたがりだからスタンスとして楽な気がする。
自分のコミュニティーにいる人。
国によっては非常に強いコミュニティーが存在する。
日本は全然ない。
個々人は良いんだけど、せっかくノルウェーまで来て母国と同じ環境にいてもつまらないじゃないか!と僕は思うのだけど。

せっかくだから楽しまないと

これが僕のモットーだ。
誘われたらなんでもできる限り参加する。
釣りにも行った。日本で釣りなんて一回しか行ってない。
ノルウェーのfolk musicとやらのライブにも行ってきた。
楽しかった。ノルウェー語勉強しないと。
来週はなんたらダンスに行くらしい。
ダンスとか日本でしたことないのに。
せっかくだから、ノルウェーでしか出来ないことをするんだ。
短い人生、偶然ノルウェーに来させてもらった。
経験できるだけ経験しないと!



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