やっと出会えた…『命日占い』
読書のコミュニティで紹介している方がいて、「絶対読む!」とダッシュで買いに行った本です。
占星術を学び始めたときから考えていた「母の死はわたしにとってどんな意味があるのか?」
占いの業界では、「死」はタブーとされていて、なかなか探している答えに出会うことができないまま数年が経過。
その中でも、自分で手さぐりで、ずっと考えてきました。
この本の感想を一言で言うと「やっと出会えた…」です。
18年、この本を探していました。
(母が亡くなったのが、18年前のノード回帰。そして今年、ノード回帰…)
ちなみに著者の占いに対するスタンス
占いでわかることが世界の真実だとは思っていないし、予言も未来を言い当てることにこれっぽっちも魅力を感じない。
人間が「自分には未来を切り開く力があるんだ」と信じ、生きていくには物語の力が必要。
占い師は、最高にクリエイティブなストーリーテラーになれるお仕事だ。
ここがまず好き♡
わたしも、わたしが選んだ言葉・物語をきっかけに、相手が自分で気づいてくれる、そんな占いが好きです♡
命日占いとは、「この世を生きるあなた」と「あの世に旅立ってしまったあの人との関係性」に、星が紡ぐ物語を見出し、幸せに生きていくための占いです。
生も死も特別ではない、大切な節目というだけ。
誕生日は「宇宙があなたをこの世に生み出そう」と決めた日。
命日は「宇宙が故人をあの世に送り出そう」と決めた日。
そして、命日は、「個人の第2の魂の誕生日」
これは、娘が先日の母の命日に言ってくれた言葉!!!
「母ちゃん、命日は、天国のお誕生日なんだよ」
そっか。
この世のわたしと、あの世のお母さんの、シナストリーを読めばいいんだ。
そしたら、今、天国にいるおかあさんが、どんなエネルギーを送ってくれているかがわかるんだ。
逆に、天国にいるおかあさんに届けているエネルギーも読めるじゃん。
「こんなことに気が付かなかったなんて…」と思いました。
もちろん、母の死の意味を手探りで考える中で、わたしのホロスコープに、命日のトランジットや進行を重ねたりしていましたが…
それは、完全に自分中心の考え方だったな…と思いました。
この本では、その「この世のわたしと、あの世の故人」のシナストリーを、10の物語として紡いでくれています。
①=合
②③=30度、60度
④⑤=90度
⑥⑦=120度
⑧⑨=150度
⑩=180度
この世のわたしと、あの世の母は90度。苦しいけれど、最高にクリエイティブな関係。
(愛犬とわたしも90度)
わたしは、自分でホロスコープが読めるので、もっとしっかり向き合って、自分なりにストーリーを紡いでいこうと思います。