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薬剤師の老後について

近年、薬局経営者の立場として特に50代以降の薬剤師が再就職に苦労している現状を目の当たりにしてきました。薬剤師としての豊富な経験や知識を持ちながらも、新たな職場を見つけるのが難しいという方が多くいらっしゃいます。実際、私が経営に携わる薬局でも50代以降の薬剤師を数名採用したことがあります。製薬会社一筋の方などは、結局短期間で辞めてしまいました。現場では、年下の管理薬剤師の指示に従わなければなりません。また、他の職員とのスピードの差から内部からも不満が出てきます。そうなると経営者としては、若い薬剤師を採用したいと思うわけです。
そんな再就職が難しい薬剤師の方たちに、独立開業支援ができたらと思っています。開業は甘くない道ではありますが、大手チェーン薬局では対応できない(対応を断られてしまう)ような地域住民のニーズに柔軟に応えることができる小回りの利く薬局を作ってほしいと思っています。
私の立場からサポートできることは沢山あると考えています。今後もこの問題について発信していきます。

サポートして頂いた善意は、私も大切に繋げていきます。