村岡 祐菜|薬剤師取材ライター

一般の方や医療従事者向けに医療関連の記事を執筆・編集|人の想いを文章に|旅暮らしから鹿…

村岡 祐菜|薬剤師取材ライター

一般の方や医療従事者向けに医療関連の記事を執筆・編集|人の想いを文章に|旅暮らしから鹿児島に移住|noteでは旅暮らしや同棲で感じたことを綴っています

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旅暮らしから定住へ。変化する暮らし

初めましての方も、いつもnoteを読んでくださっている方も、こんにちは。自己紹介ページに足を運んでくださり、ありがとうございます。 noteを書く理由 noteを書く理由は、 「自分の中にあるものを言葉にして伝えたいから」 私の職業はライターで、文章を書くのが仕事です。 仕事では、インターネット検索で読者が求めている情報を過不足なくわかりやすく伝えられるような記事を書いたり、誰かに取材した内容を記事にまとめたりしています。 仕事で書く文章は「適切な情報」や「取材した人の

    • ゲストハウスで過ごす夜

      今日から2泊3日で長崎に来ている。現在参加している「九州移住ドラフト会議」というイベントの会場が長崎になっているためだ。鹿児島から彼の車で送ってもらい、人生で初めて雲仙市を訪れた。 旅暮らしをしていたときは自宅代わりに利用していたゲストハウスも、引っ越してからは宿泊する頻度がずいぶん減ってしまった。 落ち着ける自分だけの空間があるのは嬉しいが、ときどき非日常が味わえる場所に身を置くのも私にとっては大切なことのように思う。 茨城から鹿児島に移住して、あっという間に7か月が

      • 秋の訪れ

        ここ2、3日で、急激に季節が進んだように感じる。朝晩は涼しさを通り越して肌寒く感じるようになったし、昼間も30℃を超えることがなくなってきた。 1週間前まではタンクトップに透かし編みのカーディガンを羽織っていたが、今日は長袖のシャツにジャケット。吸い込んだ空気も、少しだけのどを刺激するくらいには湿気がなくなっている。 私はのどが弱いので、急いでのど飴を口に入れた。これから薬局は繁忙期を迎えるので、風邪をひくわけにはいかない。 一昨日変えたばかりのネイルは、オレンジとブラ

        • 感謝と愛情

          彼とお付き合いをしてすぐに感じたことが、「この人は何に対しても感謝できる人だ」ということだった。 当たり前なんてない。そう頭ではわかっていたとしても、日ごろから「ありがとう」を言葉にしてきちんと伝えられる人は、そう多くはない気がする。 「一緒にいてくれてありがとう」 「好きでいてくれてありがとう」 こんなふうに初めて言われたときの衝撃は今でも覚えている。何かをしてもらったからではなく、今そうあることに対して感謝することは、簡単なことではない。 彼とお付き合いをしている

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        • 同棲日記
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        • 【過去編】旅暮らし日記
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        • 【2023年】旅暮らし日記
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          新たなステージへ

          前回のnoteを書いてから、気づいたら1か月以上が経過していた。旅暮らしをしていたころは毎日のように更新していたのが信じられない。 引っ越して1か月が経ったくらいから、現地に会える人がほとんどいないことに焦りを感じ始めた。 彼はもともと鹿児島に住んでいたから、会社以外にも趣味をはじめとした人とのつながりがたくさんある。 仕事終わりにバンドや野球の練習に行ったり、友達と飲みに行ったりしている彼が心底うらやましかったし、家で一人で過ごす時間は寂しかった。 そして何より、嫉

          生理中に与えられた不意の優しさには泣きそうになる

          昨日から情緒不安定だ。どうでもいいことが気になって仕方がないし、理由はないけど世界のすべてから嫌われているような気持ちになって悲しくなる。 普段なら受け流せることもずっとモヤモヤ抱えてしまって、頭の中であーでもないこーでもないとぐるぐる考えてしまう。そんなことをしているうちに、なぜか涙があふれて止まらなくなる。 自分でも自分をコントロールできないのが、生理前の恐ろしいところだ。

          生理中に与えられた不意の優しさには泣きそうになる

          初めての夏休み

          引っ越してからあっという間に1か月が経った。3週間ほど経ったころに彼は9日間の夏休みがあり、なんだか少しイレギュラーな楽しい期間だった。 私は普段通り薬局やライターの仕事をしていた。ただ、薬局の日は彼が毎日職場まで送り迎えをしてくれたのだ。それだけでも、普段の通勤時間が少しワクワクするものになるのを感じた。 台風で仕事が早帰りになったり、1日中家にこもって台風が過ぎるのを待っていたりした日もあった。私は部屋で原稿を書き、彼はテレビで甲子園を見る。 お互い黙って別なことを

          生きることを諦めかけたあの日の選択

          過去に自分が選択してきたことすべてが今につながっているなと感じるのだが、なかでも過去の自分に一番感謝したいのは「生きるか死ぬか」で迷ったときに「生きる」を選択したことだと思う。 小学校の卒業アルバムに「将来の夢は薬剤師になることです」と書き記した私は、そのまま迷うことなく大学の薬学部へと進学した。 大学の勉強はそれなりに楽しくて、サークルとバイトも両立しながら充実した毎日を送っていた。3年生の終わりに、研究室へ配属される前までは。 実は、私は研究というものにまるで興味が

          生きることを諦めかけたあの日の選択

          夕陽に感動した日

          気づけば同棲を始めて2週間が経っていた。そしてなぜだかわからないが、この1週間の記憶はほとんど残っていない。 生理期間中は心がトゲトゲしやすく、余裕だってなくなる。そんな状態で月末に仕事を詰め込んでしまい、1日1日を生きるので精一杯だったような気がする。 薬局の仕事がない日は家で執筆をしていて、朝から晩まで一歩も外に出ずとも1日が完結してしまう。ただ、意識して1日1回は外に出ないと、余計に心が荒むことを学んだ。 この日もなんだかモヤモヤトゲトゲしていて、何かあったわけで

          第45話 プレ同棲の始まり

          関東での滞在期間を終えて、私はまた鹿児島に戻った。本当は8月に滞在する予定だった、鹿児島市内の拠点がようやく予約できたのだ。 空港へ迎えに来てもらって、彼と一緒に鹿児島市内へと向かう。関東滞在は充実していたが、やはり彼と会えないのは寂しかった。 これから1週間過ごす拠点は、アパートの1室を貸切だ。今まで一緒に泊まった拠点とは違い、ほかの人の気配がない。まるで本当に同棲しているような感覚になる。 「おー……!すごい……!」 今までで一番「家」感の強い拠点に、2人でテンシ

          第44話 新鮮で刺激的な関東滞在

          彼との関東遠征が終わった後、私は関東に残って都内のADDress拠点に滞在していた。関東に住むライター仲間とオフ会をしたり、拠点で仕事をしたりしながらつかの間の関東滞在を満喫していた。 なかでも印象深かったのが、BOOK HOTEL神保町に泊まった時間だ。以前Twitterでこのホテルを知り、いつか泊まってみたいとずっと思っていた。 私は小さいころから読書が大好きで、本に限らず活字であればなんでも読んでいた。家にある本だけでは飽き足らず、辞書を読んだり家電の取説を読んだり

          第44話 新鮮で刺激的な関東滞在

          ありがとうがあふれる家

          彼とお付き合いを始めた初期から思っていたことが、「ありがとう」の回数がすごく多いことだ。 今までの人生で一番多くの「ありがとう」を言われているのでは?と思うくらい、彼からはたくさんのありがとうを受け取っている。 同棲を始めてから、なおのこと感謝される機会が多いなあと感じるようになった。 お互いが担当している家事をやった後はもちろん、生ゴミの袋を変えるとか、タオルを新しいものに取り替えるとか、そういう名もなき家事を終えた後も、彼は必ず「ありがとう」と言ってくれる。

          第43話 彼と旅する関東

          1か月半ぶりに関東へ戻ってきた。そして、彼と関東に来るのは今回が初だ。彼は昔関東に住んでいた時期があった。 ただ20年以上鹿児島県民として生活しているので、彼にとってもかなり久しぶりに関東を訪れたことになる。 羽田空港に着いた後、まず向かったのはお台場。天気のよい9月中旬の残暑は厳しく、海辺を散歩していると汗ばんでくる。 首都圏のドライブはなかなかに厳しく、渋滞がすごい。普段は電車で移動することがほとんどなので、公共交通機関がこれだけ発達している都内でも車を使う人は多い

          同棲を始めて

          引っ越しの日から5日が経ち、少しずつ生活が整い始めた。2LDKの一部屋は段ボール置き場になっているし、足りないものもまだまだたくさんあるけれど。 同棲を始めて何よりも嬉しいのは、もちろん彼と一緒にいられる時間が増えたことだ。遠距離だったころはLINEと電話のやりとりしか彼とつながる手段がなく、今思えば本当に心もとないものだったなと感じる。 電話とLINEでしか様子がわからなかったころは、不安や思い違いもしやすかった気がする。

          引っ越し前夜

          明日はいよいよ引っ越しだ。約2か月前に初めて不動産屋さんに行き、あのときはまだ先だと思っていた引っ越しが目の前に迫っている。 1年半前に彼とお付き合いを始めてから、ずっとずっと描いてきた2人の暮らし。一緒に住んだらあれがしたい、これがしたいと何度も何度も話していた。 家が決まった日、ついに同棲が始まるんだとワクワクした。毎週のように引っ越しのための準備を積み重ねて、家具や家電を一緒に見ながら「ああこの人と一緒に暮らすんだなあ」と少しずつ実感していった。

          第42話 九州から関東へ

          大分で1週間を過ごした後、熊本を経由して鹿児島へと戻ってきた。熊本ではビジネスホテルに滞在し、仕事をしたり街歩きをしたりした。 鹿児島では、またまた8月にお世話になっていたゲストハウスに滞在。ADDressの拠点は本当に人気で、まったく予約が取れなかった。 実は9月の中旬には、彼と一緒に鹿児島から関東へ行くことになっている。この計画は、もともと私たちが付き合う前に立てていたものだ。 運転好きな彼が「首都高を走ってみたい」と言い出したことがきっかけだった。8か月前に立てた