The Saint Joseph Parish, Las Piñas, Philippines, バンブーオルガン教会、ラスピニャス、フィリピン(2)

バンブーオルガン教会では、1970年代よりInternational Bamboo Organ Festivalが開催されています。16~18世紀のルネサンス・バロック音楽を中心として多様な演目を演奏、毎回、フィリピンだけでなく世界中から様々な演奏者やグループが参加しているそうです。2020年は45回目を迎え、2月20日～26日に開催、ベルギーからのオルガニストが参加。2021年は3月にオンラインで開催されています。

会堂や木々に美しい電飾がなされ、着飾った人々も集まり、華やかです。

Festivalのプログラム。参加者は海外や地元、海外で活躍するフィリピン人等様々です。

演奏会場である会堂へは左側の入り口から入ります。民族衣装の装いのスタッフがよい雰囲気です。

演奏中は撮影禁止でした。会堂の入り口付近に一段高くした舞台が作られ、聴衆は祭壇を背にして逆向きに座ります。右上にオルガンが見えます。

この日の主要演目は以下の通り。（プログラムからの引用なので実際の演目とは異なるかもしれません）
Choir and Early Music Instruments, Monteverdi and Schutz
- Herr unser Herrscher SMV 27
- Quinta Tocatta sopra I pedali per l'organo, e senza
- Laudate Dominum
- Canzon "O nachbar Roland"
- Die Himmel erzahlen die Ehre Gottes
- Salve Regina a 2
- Tiento de falsas 2° tono
- Litaniae della Beata Vergine
- Sonata 8 a 6
- Magnificat Primo a 8
オルガン：Bernard Foccroulle、指揮：Beverly Shangkuan-Cheng

演奏会前には、会堂の前で男女の若者による様々なダンスが次々と披露されました。楽しい雰囲気で非常に見ごたえがありました。

バンブーダンスですね。

フィナーレ的なダンス。腕や頭の上にコップをのせて踊る等ユニークです。

会堂の前の通りもとても賑やかです。エネルギッシュな南国の夜の音楽会は印象深いです。

教会前のPlaza Rizalから会堂を臨みます。

2020年2月訪問。