見出し画像

「嫁入り道具」と嫁に行かない私。

「嫁入り道具」だなんて、今どき言わないですね。


父が転勤族だったので、なかなか一箇所に定住できてなかった我が家。
そんな我が家(というか両親)が念願のマイホームを買ったのは、私が小学5年生の夏だったと記憶しています。

とは言っても、戸建てでなくマンションの一室。
しかも何故か最上階を購入したので、我が家を知っている人からはよく「お金持ちだね~!」なんてからかわれたりしてました。全然金持ちちゃうわ。

そんなこんなもあり、ペットを飼うという機会にはなかなか恵まれませんでした。
私が猫アレルギーを持っているのもありますが。

そんな、ペット禁止の我が家に、ペットがやってきたのは、私が中学校に進学する年の3月でした。

ペット禁止なのにペットを…?とお思いかと思います。

そう、我が家にやってきたのは、一匹のカメ🐢でした。

時は遡って、私が小学校6年生の頃。
どんなきっかけだったのかは覚えていないのですが、クラスみんなでペットを育てようということになり、選ばれたのがカメでした。

クラスの飼育委員でもあった私は、担任の先生の手助けを受けながらもカメのお世話に勤しんた1年を過ごしていました。

そして、小学校卒業が迫ってきた2月頃。
私たちが卒業した後、クラスで飼っているカメをどうするか?という話題になりました。、

人一倍カメに愛着があった私は、母親に「ねえ!カメ欲しくない!?!?クラスのカメうちに連れてきていい!?よね!?」と、半ば決定事項のように相談をし、気づいたら我が家で引き取ることになっていました。


そんな「カメ太」こと「カメ太郎」が我が家にやってきてから、あと数年で20年が経とうとしています。
……え、20年?????????????(大混乱)

勢いよく「我が家で飼う!!!」と言った私ですが、引き取ったあとのお世話はろくにせず。
未だに水槽掃除は親任せになってます。(てへぺろ)
ちゃんとお世話するから!!!散歩も行くから!!!だから犬飼って!!!!」と、駄々をこねる子供と一緒ですね。

一時期は「つなの嫁入り道具だね」なんて言われていたこともありましたが、私も嫁に行く予定が皆無なので、もうしばらく我が家にいてもらうことになりそうです。
というか、ペットを道具扱いしてたらちょっと怒られそう。燃えないでください。(魔除け)

鶴は千年亀は万年」というように、カメは長生きするそうです。

…と書いたのですが、カメ太(ミシシッピアカミミガメ)の寿命は約30年なのだそうです…
あと10年ぐらしか生きないんですね……

私の人生の半分を一緒に生きているカメ太。
たまにはちゃんとお世話しようかな。
これからも長生きしてね。



P.S

「カメ太」「カメ太郎」と散々言っていましたが、どうやらメスらしいです。
というか、20年近く飼っていても、雌雄の区別がまだ分かりません。笑

カメ太郎です
えさいっぱいですね
このあとちゃんと自力で起き上がりましたよ

この記事が参加している募集

#我が家のペット自慢

15,595件

#ペットとの暮らし

18,014件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?