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らいすき会 #1 

らいすき会とは

ライティングが好き!のすき
ライティングスキルをアップさせよう!のスキルのすき、
という2つの言葉を掛け合わせてできた名前の会。
同じシーメイト(SHElikesに入会して学んでいる人たちの呼称)の
はるちゃんたえちゃんと私の3人の、たまたま別の名目で集まったタイミングに突然発足された会。
私自身は、ライティング入門コースもまだ完了してない・・・
でも、書くことは好き。
ライターコンペとか参加してみたいけど、なんか一人だと気が重い。
そんな部分を楽しくやっていこう!というもの。

やることとしては
時間は60分。課題図書をきめて、まずはそれぞれが読んでなんとなく分析してみる。それをみんなで、ああだこうだいう。
そのあと、noteにそれぞれまとめる時間をとって終わり。
時間内に書ききれない場合は、あとで書き上げて、それを共有する。

その記念すべき一回目が今日!!

本日の題材。しいたけ.のブログ。


 お盆休みに広島県の福山の神石高原(じんせきこうげん)ホテルというところで名越康文先生の合宿に参加してきました。
 すごく実り大きな2泊3日になって、改めて、なんで「合宿」というものに参加しようと思ったかと言うと、合宿ってポロリが多いんですよね。

 ポロリとは何かについて説明したいんですけど、合宿を主催した名越先生って著名人だし、そういう著名人とか教壇の前に立つ方って、想像以上に自分の言動に気を付けているのです。

 でも、合宿中とかって「これは教科書とかには載せられないし、大きい声で話したら誤解をされるかも知れないから言えないけど」っていう、ポロリが多い。僕は勝手に、その「ポロリ」がその人の本筋に根差した、知恵の結晶だと想っているのです。

                 しいたけ.「しいたけのブログ」より

出典:三宅香帆著『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』 

<分析>・・・といっていいかわからないけど笑 きっとこの課題図書を読み切るころにはちゃんと分析できるようになっている予定!

「ん?!」
と思わせるキャッチーなワードを入れることで、え?どういうこと?!と、「とりあえず読み進めよう」という行動に自然と導かれる。
"ポロリ"という今回のキャッチーなワードは、受け取る人によってはいろんなイメージをかきたてるし、それがまた、真剣に考えないといけないワードではないところもまた、なんだか、うまいな~と感じる。

しかも、その後のそのキャッチーなワードの説明も、だらだら長いわけではないし、なるほどね~っておもうような、思っていたのとは違っていたとしても、なんだかほっとするような、腑に落ちるようなものとなっているのがすごい。

今後もし、自分が合宿のような場所に参加する機会があったとしたら、
このことを思い出すんじゃないか?そんなことがよぎるようなワードであるくらい強烈なのにもかかわらず、”暴露”とかとはちがう”ポロリ”という言葉のチョイスも、なんかこう角のない感じがする。

こういうワードを選べるというのは、自分のなかでもいろんなボキャブラリーを持っていないと難しい。。。

しいたけ.さんがここに書いているように、同じ空間にいながら話を聴くことは、そこでしか得られないものだし、本や文章にしたものって、文字に落とし込む段階で、相手にわかりやすいものにしないと、とか、この言葉はつかっちゃいけないな、とかそんなフィルターに無意識に通してしまう。
そのフィルターを通さず、合宿に参加したからこそ、足をはこんだからこそ得られる言葉が、飾られていない、産まれたばかりの生の言葉こそが「本筋に根差した知恵の結晶」なんだろうな。

<まとめ>
文章を読み始めたところで、読み手を引き込むような、読み進めていかないと正解がわからないような書き方は、文章を最後まで読んでもらうための方法としてはとても有効。
だけど、そのワードの説明が長くならないことと、いい意味で期待をうらぎること(今回で言うと、ポロリっていやらしい意味ではないよね、そりゃそうよね!みたいな)など、ちょっと技術がいるかも。



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