子育てしている人はすごい

泣き止ませる話

今日電車に乗っていたら、まだ保育園か幼稚園くらいの男の子が泣き出した声がした。

どうやら電車を降りたいらしい。
お父さんが、「まだ降りる駅じゃないから」となだめていた。

よく電車で子どもが泣くと、親は静かにね、とか、とにかく泣き止ませるべくがんばっている方が多いと思う。

でも子どもからしたら、なんで泣き止まないといけないのかなんてわかんないよね。

大きな声をだすと周りに迷惑だから、とかは、大人側の都合だもんね。

でもそうなると、なんで泣いちゃいけないのかなんて説明できなくなる。

あなた(子ども)が泣くと悲しいから?

それも親の都合だな。


というより、泣いちゃいけない理由を説くより、肯定して理解して、解決策を導くべきなのか。

そうだよね、降りたいよねってして、まあ降りたいなら降りれば済むんだけど、多分時間とか手間とか色々あるもんね。

そしてそれも親の都合だと考えると、子どもの要望をどこまで飲むのが最適なんだろなあ。

いつもいつも全部聞けるわけじゃないし、子どもも子どもで、聞いて貰えないこともあることを覚える必要があるんだろうし。

まあとりあえず降りたい気持ちは受け止めて、どうして降りたいのとか、深堀りすればいいのかな。
自分でもわかってないかな。言語化できるとも限らないし。

あと何駅で何分くらいって伝えるか、何か、やっぱり気を紛らわせることくらいしか思いつかないな。

お行儀

お行儀についてもそう。

なんでだめなのか、説明できるかと言われると、全部が全部は無理な気がする。

刺し箸をしちゃいけませんとか、なんでってお行儀が悪いから。

誰が決めたの。

昨今のマナーもそうだけど、そうやって考えると、無垢な子どもに世間のいろはを教えることはとても難しいように思える。
難しいけど、おもしろい、と思えるかしら。

そして、なんだかんだ言えど、結局世の中の親御さんはみんなすごい、という単純な結論に至るのだ。


こういうことを考えているから、考えすぎだよって言われるんだろうなあ。

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