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買う本と借りる本


今まで、読む本は全て購入してきました。

しかも変なこだわりがあって、
①新刊を買う
②(文庫でも出ている本は)ハードカバーで買う
③Amazonや大型書店ではなくなるべく個人書店で買う

というルールのもと購入していました。

微力も微力ながら、著者の方と個人で書店を経営されている方に少しでもお金が行くようにしたい、と思ってのことです…なにを偉そうにって感じですが…。物としての本、場所としての書店が大好きなので、多大なるリスペクトの意味を込めてお金を使いたいのです。

また、数年前からいくつかのマイルールの中に「本を買うことを我慢しない」というのがあるので、とにかく本の購入にお金をかけていました。

しかしもうすぐ第1子が産まれてくることもあり最近節制思考気味でして、図書館を利用することを思いつきました。

私はこれまで図書館の近くに住んだことがなく、あまり馴染みがありませんでした。でも住んでいる地域の図書館に行ってみたところ、広くて蔵書も多くて、しかも最近建て直しされたらしく綺麗で居心地が良くて、とっても素敵な図書館でした。数冊借りて、今読んでいます。


さて、ようやく本題ですが、図書館に行く前から「どの本を買ってどの本を借りるのか?線引きはどうしよう」ということを悩んでいました。

これについて今のところ、
借りた本の読書記録を1ヶ月後くらいに見直して、その時に「これは手元に置いておきたい」と思った本を購入しよう
という結論に至っています。

「これは手元に置いておきたい」といっても基本的に読んだ本は全て「手元に置いておきたい」なので、基準をある程度明確にしました。

私はTimeTreeとEvernoteいうアプリで読書記録をしています。

↓今年3月のTimetree

Timetreeはカレンダーアプリなので、本を読んだ期間のみ記録しています。今後は借りた本について、さらに追加で本のタイトルの前に、◎:とってもよかった、〇:ふつう、△:いまいち&途中でやめた、という記しも残そうと思っています。

↓山崎ナオコーラさん「かわいい夫」のEvernoteメモ

Evernoteはメモアプリなので、1冊に1メモ作成して、気に入った箇所のページ数と文章を引き写しています。
(ちなみに「かわいい夫」は図書館で借りたうちの1冊ですが、引き写した箇所も多いのでおそらく買います笑)


これらを1ヶ月後くらいに見直して、◎を付けた且つ引き写し量が多い本は改めて購入しようと考えています。
1ヶ月後としているのは、読み終わった直後に判断するとおそらく読後の盛り上がりで全て購入対象になってしまうため、一旦クールダウンの期間を取ろうと言う意図です。


引き写した本は前後も含めて見直すことがありますし、やっぱり、本を購入したい、著者の方と書店へお金を使いたいという想いがあってもやもやしています。本当なにを偉そうにって感じですが…。

あとは、〇でも△でも引き写し量が少なくても、また読みたいと思った本は今度こそ借りずに買うことにしようと思います。


本当は読んだ本全て欲しいです…!
今読んで「いまいちだ」と思っても、後から読み返してとても共感することがあるし、それはわたしが変化していっている証拠だと思います。今いいと思っている本しか本棚にないのではなくて、未来の自分のためにも読書遍歴は残しておきたいのです…。

しかしそうも言ってられないので、上手くバランスを取りたいです。

産まれてくる赤ちゃんにもたくさん本を買ってあげられるように、そしてわたしも本を好きなだけ買えるように、今は頑張り時です!