内緒の関係 えな奥様のストーリー②
彼女の名前はえな。デリバリーヘルスで出会った女性だ。
元々は出張の暇を潰すために呼んだのだが、その一回以降えなさんの魅力にハマってしまった。
えなさんと遊ぶために、休みの日にわざわざこの街に来てしまうほどだ。
「それじゃあ、いきましょうか」
ニコニコと愛嬌のある笑顔でえなさんは俺を促して歩き出す。
俺は彼女から渡してもらったリモコンを握った手をポケットの中に入れ……戯れにスイッチを入れてみた。
微かに虫の羽音のような振動音がして、えなさんがその体を少し硬くする。
「ん……っ」
小さく息を呑む彼女の表情は、それだけですでにエロい。
頬が少し朱に染まり、上目遣いになって俺を見上げる。
「ふふ……っ、あんまりやりすぎたら、我慢できなくなっちゃうよ?」
「それはそれでありがたいな」
こっちも早く彼女を押し倒したくて仕方ないのだから。
けれどもえなさんはそんな俺の欲望をかわして、ウィンドウショッピングへと誘導する。
「まだ始まったばかりなんだから、もっとじっくり楽しまなきゃもったいないよ」
柔らかい口調が自然と耳に染み込んでくる。
優しく包み込むような彼女の言葉を受け入れざるを得ない。
「そうだね……それじゃあ、行こうか」
焦ることはない。まだ時間はたっぷりあるのだから。
まずは街中でとびっこを使って、えなさんの反応を楽しむとしよう。
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