貧困と格差

【今日も落合陽一】

こんにちは。
今日も落合陽一著「2030年の世界地図帳」を読んで得た知識とそこからの生まれた考えをアウトプットしたいと思います。

第2章
貧困と格差は解消できるのか?

こちらでは、まずアフリカについて書いてあります。
私のアフリカのイメージは、自然、足の速い人がいる、地下資源(ダイヤモンド・石油)、そして貧しい。そんな浅いイメージしかありませんでした。

 本著では、世界の貧しい国を分類別に地図で表してくれます。まず、貧困にもいろいろな捉え方があると言うことを考えさせられます。
その上で、アフリカ大陸、特に中央アフリカの貧困がデータで表されます。
地下資源に恵まれつつも貧困な理由もロジスティックに説明され大変分かりやすいです。
 その上で私は、世界を席巻していた欧州諸国から適度に遠くて行きやすいアフリカ。これは地学的にアジアとの発展スピードの違いを生んだと私は理解しました。
日本や中国は陸路はもちろん、海路でもアフリカ大陸を大回りしていかねばならず大変行きにくい立地です。なので、独立した文化がある程度守られ、比較的欧州から近いインドは発展遅れ近年になり急激に成長している。対して、アフリカは第二次世界大戦後まで欧州の統治が続き民族や文化を分断する形で国境が区切られた事が現在も成長を妨げています。
しかし、インターネットの普及により国境や言論統制の壁が薄らぎつつあり、アラブの春に繋がったと言われています。
現在でも、革命が成功したとは言えないと思いますが経済とテクノロジーの発展が情勢を変えていくと思います。

今後はアフリカも経済発展を通じて社会情勢も変わりさらなる急激な発展をすると予想されます。その中でも早期に極度の貧困をなくさなければならいと感じました。
個人が直接的にできる事は少ないですが、取り組みをしている企業は意外と身近にあります。
その様な企業を対象にする投資もありますし、消費者として企業の製品を愛用することでも応援できます。

一人一人が少しできる事をやる。
私のnoteもその活動の一つにしていきたいと思います。