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読書感想 コンサルタントになれる人、なれない人
キャリコン仲間とのプロジェクト参考のために読みました。
<巻頭より>
・50歳でリストラされない「キャリアマネジメント」を!
・自律力が、あなたの人生を変える!
・コンサルタントはきちんと自分を磨いていけば、多様で高水準なキャリアを築いていける仕事
・自立したプロフェッショナルのコンサルタントが日本にどれくらいいるか
一般的なコンサルタントの解説書ですが、けっこう「ギクッ」とするタイトルですよね(笑)
<本書の流れ>
コンサルタントの仕事
↓
コンサルティング業界
↓
自律的なキャリア形成
↓
キャリアマネジメント(成功者事例)
↓
キャリアマネジメント実践講座(ワークあり)
↓
コンサルタントへの転職5箇条
↓
付録
付録にキャリア理論がまとまっているのが良かったです☆
・キャリアアンカー理論
・プランドハップンスタンス理論
・セルフエフィカシー
・レビンソンの発達学習理論
・シュロスバーグの4Sトランジションモデル
欲をいえばこれらの理論を活かした応用方法のアドバイスや図表も欲しいところです。
個人的には、「コンサルティング(問題解決・助言)」というのは最も初歩的かつ能動的な営業活動だと思いました。人のためにやれば喜ばれるし、自分のためにやればノウハウとして残るからです。
また、個人によってコンサルティングの成果が異なるので、個人差および希少性を出しやすい職種だと思います。
「自律的なキャリア形成」というテーマにもあるように、コンサルタントに限らず、業種・職種におけるキャリアの前提として、『エンプロイアビリティ(雇用される能力:Employability)』も重要です。
コロナによって社会活動が制限された分、様々なツールがオンライン化され、在宅でできることの幅が劇的に増えました。「移動時間が減った分の時間」を自己投資として映像教材やオンライン講座で学ぶチャンスに変えるのも有意義だと思います。
それこそキャリアコンサルティングもオンラインで受けれますしね(笑)
先日受講した国家資格キャリアコンサルタント知識講習においては、エンプロイアビリティを補完する概念として『ラーナビリティ(学び続ける能力:Learnability)』も重要だと学びました。
これまでの生活(オフライン中心)からアフターコロナ・ウィズコロナでは、データ化・オンライン化による『交流・学び・娯楽』をどのように自分に活かすのかが、ここ10年くらい先までの人生テーマになりそうですね。
【メモ】◆2点×5項目=10点満点(良い2 やや良い1 普通0)
①文量 :2
②初心者向き :2
③図表 :1
④事例 :2
⑤データ :1
合計 :8点
もし宜しければサポートを頂けるとうれしいです☆