読書感想 【図解】ピケティ入門 たった21枚の図で『21世紀の資本』は読める!
数年前に話題になっていたので気になっていました。トマ・ピケティ氏の訳本の分厚さにビビって効率的に読む方法(サボりたい)を探していて出会いました!
ピケティ氏の資本論について、たったの21枚の図表に絞って解説をまとめたのが本書です。
魔法?いえ、要約書といえるかもしれません。
本文より
ピケティ氏は、世界的な傾向として、一部のトップ層や富裕層に富が集中し、「持てる者」と「持たざる者」の格差が広がっていることに、強い懸念を示している。
邦訳『21世紀の資本』を書いた根底には、何とか世の中の不平等を正したい、そこにつながる仕事を成したい、というピケティ氏の強い思いがあるのだろう。
しかし、そういう思いや、そういう思いからくる政策提言を支えているのは、あくまでも「データ」だ。
構成
表題の通り21の図表ごとのキーワードが先頭にあり、解説文が後に続くという流れで読みやすいです。
本文のデザインは緑色を基調にしており、太字も緑色なので目に優しいです。
結論は【 r>g すなわち格差拡大】とのことです。
rとは「資本収益率」
gとは「GDP成長率」
→(資本から得た所得+労働から得た所得)
シンプルすぎてびっくりです。
となると、私たち労働者もただ働くだけでなく、貯蓄や資産形成を頑張って「資本」を持ったほうがよい、ということなのでしょうか?
新たな疑問が出てきました(笑)
格差についての提言も巻末にありましたが完全には理解できず、、、これはもう少し探究が必要です。
最後までお読みいただきありがとうございます☆
#つぶやき #読書感想#ピケティ#資本
もし宜しければサポートを頂けるとうれしいです☆