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読書感想 『面白いほどよくわかる世界の戦争史』





「読書感想」

タイトルどおり「ナポレオン戦争(1796年〜1815年まで)」のあった近世からはじまり、近代・現代までの戦争・紛争・テロなどの概要がサクッとわかる1冊です。


ナポレオンとイギリスについて調べたかったので、概要だけまとまってるのが助かりました。


取り上げるテーマごとに、文頭で期間・戦場・対戦国・戦勝国がまとまっていて見やすいです。

さらに戦いの概要、原因、経過、結果という一連の流れで書かれているので、初心者にもわかりやすいと思います。

(世界史の教科書、便覧には負けます)


ただ、細かい部分はウィキペディアのほうが正しかったりする部分もあるので、レポートや論文の参考や引用にする場合は注意です。




同時に戦争というものが王侯貴族の「小競り合い」から国や民族を巻き込む「大惨事」になったのも事実です。


【武内和人先生の記事紹介】


「ボナパルト」


ところで、私がいま調べたいと思っているのは、「なぜナポレオン・ボナパルトは皇帝になったのか?」という事です。


「三つ子の魂、百まで」じゃないですけど、人間の興味・能力・価値観は幼少期に形成され、その後は大きく変わらないとも言われます。


【たまご先生の記事紹介】


【ryoさんの記事紹介】


ナポレオンのキャリア(人生)は旧イタリア貴族であるボナパルト家の第4子(次男)からはじまり、軍人、夫、政治家、父親、皇帝というふうにステップアップしていきます。

これは、ナポレオン本人が望んだことなのでしょうか?


階級社会かつ地域属性が強かった当時、イタリア国王じゃなくて、フランス皇帝になっちゃうんです。

よほどの人望、天運があったということでしょうかね〜


地中海の小島コルシカの少年が、たった1代でローマ帝国をしのぐヨーロッパ大陸の覇者になれます?


日本の中世で例えるなら、

毛利家の縁戚で、淡路島に土着した武家に生まれた少年が、徳川幕府の将軍になった、みたいな事ですよ。

(例えがズレてたらすみません)


普通じゃありえない事を成し遂げたナポレオンは天才なのか、秀才なのか、何かの運命だったのか。。。興味が尽きないところです。


と同時に、そのナポレオン&フランスを常にギリギリのところで抑え込んだイギリスの国家戦略(政治・外交・経済)の匠さも讃えられるべきだと思うのです。

この2つのテーマはおいおい記事にまとめていきたいと思います☆


最後までお目通しいただきありがとうございます。


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