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猪木さん、元気ですよ!
2022年10月1日(土)、日本のプロレス界に多大な功績を残されたアントニオ猪木さんが、闘病の末にご逝去されました。
最期の最期の最期まで力強いメッセージを発信され続けた故人へ、謹んでご冥福をお祈りいたします。
そして、11月18日(金)は、アントニオ猪木さんの四十九日にあたります。今回の記事にて故人を偲ばせて頂ければと思います。
昭和のプロレス全盛期の頃は、試合がテレビ中継されていたので、よく観てました。
学校の休み時間や友達の家でプロレスごっこをしたり、日常の中にプロレスがありましたよね♫
もしくは、アニメの「キン肉マン」からプロレスに興味を持った方もいると思います☆
リングに熱い視線を注ぐ、数百、数千の観客、ファンの前に立ち続けるには、尋常ではない努力が求められます。
そして、まったく未知の相手と数十分もの間に技をを繰り出さなくてはいけないプレッシャーは、想像に絶します。
たった独りの生身で闘い続けて、たくさん身体を痛めましたよね。
とりわけ猪木さんは数々の伝説を残し、ダントツの「先駆者」でした。これは、昭和のプロレス全盛期を知らない世代でも共感してくれる点だと思います。
◆ ◆ ◆
伝説となった引退試合のスピーチを引用します。
最後に、
私から皆さん…
皆さまにメッセージを贈りたいと思います。
人は歩みを止めた時に、
そして挑戦を諦めた時に年老いていくのだと思います。
この道をゆけばどうなるものか、
危ぶむなかれ、
危ぶめば道はなし、
踏み出せばその一足が道となり、
その一足が道となる。
迷わず行けよ
行けばわかるさ。
ありがとうーーーー!!!
猪木さんの代名詞でもある「道」の詩に関しては諸説ありますが、この文脈の中で聞くからこそ、何倍もの感動が心を満たし、私たちに勇気をくれます。
後先を考えずに行動することは「蛮勇」といわれます。
しかし、猪木さんの場合は、率先して行動することで結果を出し、常識に対する変革を示せることを体現しています。
これは「蛮勇の知」として讃えられるべきことではないでしょうか。
武士道における「死中に活あり」に近いのかも知れません。
例えば、湾岸戦争での人質救出、北朝鮮でのプロレス興行など、時に、猪木さんの行動は常人離れし過ぎて世間から理解されないこともありました。
意味不明さや荒唐無稽に見えてしまうのは、利益や宣伝のためのパフォーマンスや自己アピールではなく、「誰か1人のためのメッセージ」や「1つの目的に特化した行動」なのだと思います。
それ故に、残念ながら他人からは分かりにくく見えてしまうのではないでしょうか。
ただ、その言動には常に「真心」があります。結果を見てはじめて行動の意義が理解されたことも多いと思います。
◆ ◆ ◆
猪木さんがあえて「元気ですか?」とYES/NO選択しかできないクローズド質問をするのは、その後に掛ける言葉をアレンジするためなのではないでしょうか。
相手がどう答えても、結局、あの大きな掌と心で、対面した人を包み込んでしまうのです(笑)
「元気があれば何でもできる」と
優しく、時に激しく背中を押すのが猪木流の応援スタイルなのだと、私は解釈しています。
ちょっとしんみりしてたら、こんなニュースが入ってきました!
「12月28日に両国国技館で
アントニオ猪木さん追悼興行開催!!」
詳細は公式Youtubeチャンネル「最後の闘魂」で発表されているそうです!
https://youtu.be/gBbiEJbZ8vc
◆ ◆ ◆
猪木さん、元気ですよ!
たくさんの勇気をありがとうございました。
もうジャイアント馬場さんには会えましたか?
ゆっくり休んだら、天国でプロレス団体を旗揚げしてください(笑)
瞑目合掌
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