何かを変えるためには

5月はほぼ休みなしでトラブル対応に追われていたので、精神が死んでいた。出張先のホテルで1人さみしくご飯を食べていると、「明日逆方向の電車乗ってどっか行こうかな」とか「絶対に転職しよう」とか「自分は無価値すぎて辛い、死にたい」とか情緒不安定だった。

一応、今は安定していると思う。
こうやって何かを書こうとしているぐらいだし。

で、このままではまた同じことが待ってるかもしれない、どうにか変えたいと思った。
でも、目標がない。
「転職する」を目標にすると失敗するのは、もう知ってる。
ということは、もう少し具体的な目標が必要なんだけど、ない。
やりたいこと、なりたいものがない。

小さいものならあるけど、人生を賭けるというか、そこそこ年数かけて取り組みたいことがない。
一応、会社に言ってることはあってそれは嘘ではないんだけど、「自分がやらないと意味がない!」感がないので、どうも「誰かやってくれないかなー」って思ってる面がある。
それのせいで、今でもできることあるはずなのに手を付けられていない。

明確に強いビジョンが見えていないとダメだなとこの休みの間に思った。
7つの習慣でもゴールを描くことから始めるってあるし、この間読み終わった、LEARN LIKE A PROという本でも「長期的なゴール」、「マイルストーンのゴール」、「プロセスのゴール」の3つを決め、それらを実行するための計画と誘惑に対する対策を考えることで自律心に頼らなくても実行できると書いてあった。ほかの本にも「ゴールから考える」という記述を見かけた気がする。(7つの習慣から来ているのかもしれないが)

ふと、自分のことを思い返した時に、明確に強いビジョンを見ているときは達成できていることが多いように感じた。
病気になった直後の高校受験に失敗せず、行きたかった高校に行けた時。
この高校には他校にはあまりない部活があって、それをどうしてもやりたかった。渇望していたとも言えそう。それぐらいそれをしている自分をきちんと想像できていたと思う。おかげで非常に楽しい3年間を送ることができた。
次は、会社を作った時。
学生の時に漠然と「社長になりたい」と思っていて、予定では25歳でゲーム会社に転職、28歳で独立と決めていた。そうしたいというより、そうするという気持ちが強かった気がする。
おかげで「社長」にはなれた。うん。
これは、ゴールの描き方に失敗したパターン。
だから、途中のプロセスもおかしかったと思う。今にして思えば。

今、こういった強い気持ちがない。
高校から専門にかけては、そもそも高校行かずに専門行こうとしていたぐらいに「ゲームプログラマーになる」という強い気持ちがあったし、専門行ってからもそれを目指しつつ、「システム(ゲーム)を作る仕事がしたい」という気持ちを持っていた。(ただし、これも漠然としたものだったので若干ミスる)

ということは、中学生の末からなんだかんだこういった気持ちを持ち続けていたことになる。
だから、ここ1年ほどぽっかりと穴が開いたように何をしたらいいんだろうと迷走しているんだろうか。

そんな状態だから、ゲーム1つ楽しめない。
「これやってて意味あるんだろうか」とか「これやっても現実は1ミリもよくならないどころか悪くなるよな」とか、そしてそう考える自分に萎える。

別にないまま、だらだら過ごしてもいいんだよね。
全員が何かしら持って生きているわけじゃないし。
ただ、そういう生き方を選べないのも分かってるから、焦る。
ただただ、焦る。

だから、手当たり次第に本を読むし、配信はしてみるし、絵の練習してみようかと思うし、でも、タスク重くて残業多めで時間とれないし。

ゴールがないまま進めているので徒労感しかない。
まずは、ゴールだ。
ゴールを決めろ。

何かを変えたいならゴールを決めろ。
1日ごとのゴールまで含めて決めろ。

グラブルなら古戦場の属性決まったら、武器、キャラ、石の構成を考えて、現状からどの武器、石を追加すればいいか考えるだろう。
そのために毎日何を自発すればいいのか、サプチケでは何を取ればいいのか、アーカルムはどう進めるか考えるだろう。
人生もそうするだけでいいんだから。
「古戦場」の部分を実現したいことに置き換えればいいだけなんだから。

「実現したいこと(ゴール)」から決めることの大事さをやっと認識できた1週間だった。えらい。

さて、「次なにしよう?」

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