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ペットショップのマネージャって何をするの?→想いを共有して繋げる仕事No.13

ペットショップのマネージャーはどんな仕事なのか?会社によって若干異なりますが、私の場合は、全国に数百店舗あるペットショップを管轄するエリアマネージャーでした。
それぞれのペットショップに店長やスタッフがおり、ペットショップを経営するオーナーさんもいたり、色んな業態のショップを管轄していました。

売り上げやお店の状態を把握する

多くのショップを管轄していた為、色々なショップに毎日のように足を運んでいました。
「お店の状態確認」
「店長の悩み相談」
「店舗で困っている事の共有」
「解決策の提案」
「売上のチェック」など。
分刻みのスケジュールの中で、どれだけ相手の情報を聞いて、必要としている答えを導き出せるかが大切な仕事でした。またビジネスである以上、自分が出した答えで相手がしっかりと結果が出せなければいけません。そんな責任も抱えながら取り組んでいました。

オーナーさんの考えを店舗に伝える

ショップの業務形態によっては、それぞれオーナーさんがいるペットショップも担当していました。現場のスタッフとオーナーさんの間に立ち、円滑に運営ができるように、それぞれの考えを聞いた上で、最適な答えを出すようにしていました。
オーナーさんの考えを直接伝えた所で現場のスタッフが納得しないことは多々ありました。オーナーさんの真意を理解して、どのように伝えらた、現場のスタッフがオーナーと同じ考え方の下で動けるのか。試行錯誤する日々でした。

実際に管轄のペットショップに所属して一緒に働いてみる

言葉だけでは、なかなか伝わらないこともあります。実際に一定期間、管轄のペットショップに所属することで、問題点や改善点を見つけ、自分自身が率先して変えていくこともあります。またそうする事で管轄のショップと信頼関係を築くことができ、次にご相談にのって、答えを出したときにスムーズに行動を起こしてくれるようになります。

経験から答えを導き出すこと

私の場合、店長という役職を経験し、「売上の作り方」「スタッフの教育の仕方」「トラブルの解決の仕方」など様々な事を経験していました。


この経験を持っていることで、ペットショップで起こりうる、大半のトラブルや悩みを解決する答えを持っていました。ただ店舗によっては、私自身が表に立って動くことができない為、どのタイミングで、いかに分かりやすく解決の道筋を立てることができるかがポイントでした。
私は「お店を創る」事で他のペットショップとの違いを出すことができました。また幸いにもスタッフにも恵まれて、皆が楽しく働ける環境を創ることができました。
全てのペットショップが良い方向に進んで欲しいという思いで常に全力で答えを出し続けていました。

ペットショップのマネージャって何をするの?→想いを共有して繋げる仕事

マネージャーの仕事は名前の通り「お店をマネージメントする」事が一番の仕事です。ただしそこには、「ペット」「スタッフ」「オーナー」「お客様」「メーカー」全ての関わる人たちがより良い方向に向けるように「一緒に考え答えを導き出す」という仕事があります。仕事だけ淡々とこなしていても、そこに「楽しさ」「喜び」「感謝」「やりがい」は生まれてきません。そういったショップは入店したら分かります。
少なくても私自身は、自分が店長を経験してきた時に「カタチに出来た想い」を伝えるようにしていました。
この想いに共感し、行動してくれた方は、常に前を向き今でも進んでくれています。

世間やメディアからの風当たりの強い業界だからこそ、そこには「強い想い」が無いと続けることができません。できうる限りそういった「想い」を伝え、考え方を共有することで、ペットと携わる全ての方がより良い方向に進めていけたらと思います。

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