かぼちゃのポトフ
わたしは秋が大好きです。
どうしてかというと、この季節の食べ物が大好きだから。
種々のきのこをたっぷり使って炊き込みご飯を作ったり、秋鮭を使ってムニエルを作ったりすると、心がなんだかワクワクします。
秋の食材のなかでも、芋・栗・かぼちゃが大好物。
これらの食材を使ったシーズナルドリンクが多くのカフェで並ぶ時期がくると、とってもハッピーな気分になります。
(今年は仕事のことで落ち込んでいる合間に、気づけばクリスマスシーズンのドリンクに変わってしまっていて大ショック。来年リベンジするぞ。)
昨日は、私が大好きなかぼちゃがいつもより少しばかりお手頃なお値段で手に入りました。
旬の食材って美味しいことに加えて値段もお安いのです。しかも、旬でない時期に加えて栄養も豊富になるというので、本当にありがたいです。もうかぼちゃに足を向けて寝ることはできません。
にっこりしながらかぼちゃを手に取り、さて今日の献立は、と思いを巡らせます。
我が家の定番かぼちゃレシピはミートグラタン。マッシュしたかぼちゃの上に、濃いめに味付けしたミートソースをたっぷり乗せて、さらにピザ用チーズを積み重ねたらオーブンへGO。かぼちゃの甘さとミートソースの旨味、チーズのまろやかさがマッチした最強の一品になります。
味は最強ですが、このレシピの難点は「ちょっと作るのがしんどいこと」。昔の私なら楽しめてできたことでも、今のちょっぴり余裕がない私には少々きつい。
もう少しお手軽なレシピはないかと思いを巡らし、パッと閃いたのが表題の「かぼちゃのポトフ」でした。
ポトフなら、食材を切って煮込むだけで完成するので今の私にも比較的ハードルが低い料理です。しかも味付けも複雑ではないので、失敗する可能性も低い。うん、今日の献立はポトフで決定しよう。
そう心に決めて、追加の野菜と、旬の鮭・きのこをお買い上げ。
買い物から帰宅して早速調理を開始します。
お野菜は食べやすいサイズになりさえすればOK。細かいことは考えず、淡々と切り、大きいお鍋に放り込みます。今日の主役のかぼちゃもイン。
お野菜の次はウインナー。ポトフといえば、たくさんのお野菜と、パリパリプリプリのウインナー。我が家では、ウインナーは切らずに丸ごと一本放り込みます。
食材の準備ができたら、お鍋にお水を入れてぐつぐつ煮込みます。お水の分量とか、細かいことはこの際気にしません。いい感じのお水を入れて、いい感じになるまで煮込みます。
ポトフはお利口さんなので、ここまでできたらほぼ独り立ちしたも同然。お鍋に蓋をしたら、追加の二品の作業に移ります。鮭に簡単に下味をつけたら、片栗粉をまぶしてこんがり焼きます。
同じフライパンの隅っこの方を使って、きのこをソテー。火が通ったら、塩胡椒とポン酢で味付け。鮭のムニエルと味が混ざっちゃいそうな気がしますが、ここも細かいことは気にせず。お互いの旨みを吸って切磋琢磨してもらいながら、あっという間に二品仕上げます。
そうこうしているうちに、ポトフのお野菜たちにも火が入っていきます。柔らかくなったのを確認したら、コンソメと、ハーブソルトを適量。味見をしながらいい塩梅になるように調整していきます。
ここで使ったハーブソルト、私の大のお気に入りなんです。知り合いの方から頂いたのですが、これを入れるとなんと不思議なことに焼いただけの野菜もおしゃれな前菜に格上げ。洋食を作るときにはかかせない魔法の調味料なのです。
最後にもう一口味見。かぼちゃの優しい甘みとウインナーの旨味がスープにじんわりと広がっていて、優しくてほっこりするお味。飲み込んだときにはふわっと優しくハーブの香りが鼻を抜けていきます。
帰宅してきた夫と2人で食卓を整え、準備ができたら声を揃えて「いただきます」。
優しくて栄養満点なかぼちゃスープに、思わず2人でにっこり。パリッと仕上がった鮭のムニエルと、うまみたっぷりのきのこのソテーも、ごはんがどんどんすすみます。
秋の食材を食べて、たっぷりの栄養をチャージ。なんだか心の栄養もチャージされた気がします。
また読んでくれたら嬉しいです🌷
はる
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