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「語学学習」と「ダイエット」、その共通点について

あけましておめでとうございます。
おしゃま図書です。

12月に仏検準1級の試験結果が出てから、ずーっとこの記事を寝かせてました。
予想通り落ちたわけですが。

15点も足りない!!!

次の準1級は、来年の11月。
そこで、試験の振り返りをしながら、これからどういう勉強をしていくのか、これこらの勉強計画を、フラ語の先生と相談したことを、新年の誓いとして、ここにまとめてみます。



血液検査と試験結果の共通点

両方とも本人の行いがそのまま数値化されるので正直ですね。若い方はピンとこないでしょうけど、齢40を越えると、血糖値とか血圧とか、気になるお年頃になるわけです。検査の前日だけなんとかしようとしても、数値は正直。たくさんお菓子を食べたとか、夜食を食べたとか、わかっちゃうんですよ。
試験もね、付け焼き刃はやはりきかんのです。
特に準1級とかは、ヤマカンとかでどうなるものではないよねと頭ではわかっているのですが、若い頃からそこそこできると怠けちゃうクセがあって…。SNS で呟いてる皆さんが、「これからフィガロの記事を読んで、シャドーイングと、◯◯の問題集やります」などと、カフェオレと一緒に参考書の写真を投稿しているのを見るたびに、なぜ、他の人はこんなにストイックに勉強できるのな、不思議でなりません。そして、何故私は怠けてしまうのかとも思うわけです。勉強したくないわけじゃないのに、ね。
なので、怠け癖のある私を優しく導いてくれる先生の存在が、なんとありがたいことか!(私は自習に向かないタイプだと痛感してます)

名詞化問題

コツコツ点を取りたいところではあります。
で、私が、何度か問題集で名詞化問題を解いていて、思ったことを伝えました。
「先生、私ね、この動詞知ってるし、この名詞も知ってるけど、これとこれが同じところからきてるって認識がなかったということが度々あったんです」

すると先生が、フランスの大学で勉強していたときにやっていたことを教えてくれました。
たとえば、「今日はこの動詞について調べよう」となったら、その動詞と同じグループの名詞、形容詞、副詞などを一緒に書いていくんですって。
話を聞いていて、ちょっと、マインドマップみたいな感じかな、と思いました。

手書きのマインドマップの例(Wikipediaより)


あと、私が気になってる国立民族学博物館の初代館長で京大名誉教授の梅棹忠夫が開発したという京大式カードのやり方も、真似てみようかと。
ついでに、それをインスタにあげたら、自分の振り返りにもなるし、フラ語勉強中の人にも役立つかも?

語彙の増やし方

大問の4番。空いてるところに動詞を入れて活用するのですが、今回、これが全滅で…。問題の内容はなんとなくわかったんだけど、選ぶ単語が、ほぼ知らない単語で、どれを入れたらいいのか、どう活用させたらいいのか、サッパリわからなかったのです。あとで単語の意味を調べてからもう一度解いたときは、入れる単語はほぼわかったので、なおさらどれだけ言葉を覚えられるかが課題ではないかと思いました。そのためには、やはり、ル・モンドの記事とかを読んで、いろいろな言い回しなどを学んでいくのが、地道なのではないか。先生ともそんな話になりました。結局近道ってないのね。。。

作文は日記をコツコツやればいいかな

これは、今もやってるフランス語三行日記を、続けてみようと思います。
私は今、ここで添削してもらい、それをフランス語手帳の方に書き写しています。

どうしても和文仏訳するときに、日本語に引っ張られてしまって、フランスらしいフランス語をつくるのが難しいので、ここで添削してもらえるのは、私としては有り難いです。
で、今後は自分の日々を綴るだけじゃなく、和文仏訳に役立ちそうな文章を書いていくのもいいかな、と思いました。

今ある参考書や問題集を活用する

私の悪い癖、それは「この問題集なら続けられるかも」と、何かフラ語の参考書や問題集が出るたびに買いたくなること。多分、こういう人間が、語学書を買う人なんだと思います。特に中級以降になると参考書や問題集が少なくなるため、「上達したい=語学書買いたい」という構造に陥るのだと思います。で、この構造って、ダイエット本と似てるなーと思うんです。これなら痩せるのでは? と、あれこれ試す精神構造ね。でも、ダイエット本ってなくなりませんよね。あれと同じです。
まぁ、でも、語学書がなくなっちゃうと困るから、語学書を出している出版社や、語学書を扱う書店を大切にしていきたいです。(すいません。なんか支離滅裂ですね)
一般の人が語学をやるとき、なかなか中級の壁が破れなくて、そのあたりでいつも何かいい本ないか探して買っちゃうんですが、手持ちのものをもう少し詳しくちゃんと活用してみようと思います。

特に、これ。

そして、これ。

偶然、2冊とも白水社でした。

語学zineをつくるくらいの勢いで

私の怠け癖を熟知している先生から、「いっそ、フラ語の勉強したことをzineにしたらよいのでは?」と提案されました。それは、いいかもしれない。
正直、いまつくっている日仏文化批評同人「アリアケパンチ」も、アニメに出てくるフラ語をまとめたりすることが、実は勉強になっているのかな、と思ったりするからです。

あと300日とちょっと。
皆さんはどんな勉強で仏検に臨みますか?

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