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ホルモン好きにはたまらない!フランスのホルモン料理「アンドゥイエット」

ホルモン料理といえば、あなたは何を思い浮かべますか?

やっぱりホルモン焼きでしょうか?

『じゃりン子チエ』のホルモン焼きのお店が浮かびますか?

そんなあなたはきっと昭和生まれですね。

わたしも!

今回は、ホルモン好きにぜひ知ってほしい、フランスのホルモン料理「アンドゥイエット」と「アンドゥイ」についてご紹介します。

ホルモン好きなら、このフランス料理は絶対に外せません!

【Andouillette】アンドゥイエットとは?

簡単に言えば、豚の内臓を使ったソーセージのことです。

フランス国内でも、地方によって作り方や味付けが少しずつ異なるのが魅力。

特に、パリから南東に約150キロ離れた街 Troyes(トロワ) のアンドゥイエットが有名です。


トロワは、この伝統的な料理の本場として知られています。


アンドゥイエットは、BBQにしたり、オーブンで焼いたりして楽しむのが一般的。

1キロあたり約18ユーロ(2024年)と、手頃な価格も嬉しいポイント。

歯ごたえがあり、シャルキュトリー(豚肉加工品)の中でも、特にたんぱく質が豊富です。

フランス第22代大統領ジャック・シラク氏も、このアンドゥイエットの大ファンだったとか? 


【Andouille】アンドゥイとは?

こちらは、豚の内臓を燻製にしたソーセージです。

アンドゥイエットと同じく、フランス各地で作り方や味付けが違いますが、最大の違いは 燻製 されている点。

アンドゥイは、加熱せずにそのまま食べられることが多く、サラダやクレープの具にしたり、お酒のおつまみとしても大人気。

燻製の独特な香りが食欲をそそり、一度食べたらやみつきになること間違いなしです!

フランスのノルマンディー地方では、特に有名なのが Andouille de Vire(アンドゥイ・ド・ヴィール)

パリから約3時間半、カルバドス県の Vire(ヴィール) という小さな町で作られています。

ブルターニュ地方のアンドゥイ

さらに、ブルターニュ地方でも独自のアンドゥイが楽しめます。

特に有名なのが Andouille de Guémené(アンドゥイ・ド・ゲメネ) です。

これは、豚肉と内臓を使い、特有の香辛料で味付けされた燻製ソーセージ。ブルターニュの豊かな食文化と地元の風味を感じられる一品

こちらも、サラダやパンに挟んだり、クレープ、軽食としてそのまま楽しんだりすることができます。

最後に

アンドゥイエットやアンドゥイは、その独特な風味と強い香りから、好みが分かれることが多い料理です。

ホルモン特有のクセがあるため、ホルモンが好きな人にとっては魅力的ですが、初めての方にはちょっと挑戦的かもしれません。

でも、思い切って試してみるとフランスの深い食文化を味わう素晴らしい体験ができるはず。

フランスを訪れる際には、ぜひその一風変わった美味しさに挑戦してみてください!




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